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報道発表資料  2018年03月30日  青少年・治安対策本部

駅前放置自転車等の現況と対策 平成29年度調査

都内の駅周辺における自転車、原動機付自転車及び自動二輪車の放置状況と区市町村等の取組について、平成29年度の調査結果をとりまとめました。
自転車等駐車場の新設や地域における独自の取組等により、放置自転車等の台数は昨年度調査に比べて減少しました。しかし、自転車等の放置は、歩行者等の通行の妨げとなるとともに、その撤去・保管等に多大なコストが生じています。
都は今後も、本調査で把握した都内の駅周辺における放置自転車の実態をもとに、区市町村や関係団体、地域と連携し、駅前放置自転車を減らすための取組を推進していきます。

調査結果抜粋(概要は別紙資料(PDF:358KB)参照)

自転車等の放置台数は減少

都内の駅周辺における自転車、原動機付自転車(以下「原付」という。)及び自動二輪車(以下「自二」という。)の放置台数【注】は、31,326台(前年度比 2,921台減少)でした。
【注】各区市町村が、平成29年10月のうち任意の1日(晴天の平日)の午前11時00分頃に調査。

自転車等駐車場の収容能力(収容可能台数)は増加、収容台数は減少

平成29年8月末日現在の駅周辺における自転車等駐車場【注1】の収容能力は、924,843台(前年度比 7,449台増加)でしたが、収容台数【注2】は、612,513台(前年度比 16,261台減少)でした。
【注1】不特定多数の者が利用可能なもののみ(来客用駐車場等は、特定の者のみ利用可能であるため対象外)
【注2】自転車、原動機付自転車及び自動二輪車の収容台数

地域における放置自転車対策の一例

新宿駅周辺の放置自転車等が、 421台 ⇒ 207台(-214台)

新宿区は、関係者との協議及び連携を丁寧に行って駐輪場を整備し、駐輪ニーズに基づき一時利用駐輪場を増設しました。また、新たに商店街や鉄道事業者の協力を得て啓発活動の充実を図ったほか、放置自転車の数に応じて撤去の頻度を変えるなどの効率的かつ効果的な取組を実施しました。

錦糸町駅周辺の放置自転車等が、437台 ⇒ 214台(-223台)

墨田区は、放置自転車対策関連業務の総合管理方式を導入し、民間事業者のノウハウを活用して、撤去・啓発活動を丁寧に行い区営、民営の自転車駐車場の利用促進を図りました。また、駅周辺施設の短時間利用者等の要望に応えて、時間単位の利用ができる自転車駐車場を設置しました。

調査結果の全文は青少年・治安対策本部ホームページに掲載します。
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問い合わせ先
青少年・治安対策本部総合対策部交通安全課
電話 03-5388-3124

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