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2018年04月26日 生活文化局
東京都障害者福祉会館で開催された企画に参加しました。当日の会館職員が不適切ではないかと思った場面がありました。
清掃後の水洗い場を使用した耳が聞こえない方に対し、それを見つけた職員が手をクロスさせて、バツの仕草をしながら大声で「ダメダメダメ使っちゃダメ」と明らかに感情的に怒鳴るだけで、説明をしていません。
その職員は団体責任者にも、会館の使い方の不備を、手でバツを出し、「ダメダメダメ、今までで最悪。借りる側の意識が低すぎる」と大声で言っていました。手話ができずに身振りなのかもしれませんが、大人相手にあまりに失礼ですし、借りる側の意識が低すぎるという言い方も失礼だと思います。
聞こえない障害は情報障害でもあり、伝えるということがとても難しい側面があります。「職員ならば障害側面を理解している」と私は思っていましたが、会館との約束を守れなかったことを怒り、先ほどのような形で伝える姿勢に腹ただしい思いでいました。
多数の聞こえない方が来場できる場所は数多くありません。多くの聞こえない方は、仲間に会える楽しみがあり来場していると思いますし、そういった方の手話に触れ合える楽しみから手話学習者も集まっています。そのため、こうした企画のために貸していただけることは大変感謝しています。
会館の方も聞こえない方の側にいる者として、同じ立場で寄り添い、この企画を応援していただける施設であってほしいと思います。
このたびは、職員の態度により御不快な念をお掛けしましたこと、誠に申し訳ございませんでした。
今回いただいた御意見につきまして、直ちに東京都障害者福祉会館全職員に周知すると共に、障害や障害のある方への職員の理解を深めるなど接遇の一層の向上に取り組むよう指示しました。
都は今後とも、利用者の方に気持ち良く御利用いただける施設となるよう、都民サービスの向上に努めて参ります。
(福祉保健局)
ヘルプマーク販売について気になることがあります。
インターネットのサイトにおいて、「東京都から特別に許可を得てヘルプマークを販売しております」とありました。
東京都のホームページでは、「販売しません」とあり、矛盾を感じました。
「一部例外を除き販売及び委託をしております」とした方がよろしいかと思いました。
このたびは、ヘルプマークに対する御意見をいただき、ありがとうございます。
東京都で製作・配布しているヘルプマーク(ストラップ状のもの)は無償で配布しており、販売は認めておりませんので、東京都のヘルプマークのホームページでは、販売していないことを御案内しています。
また、ヘルプマークを適切に作成・活用できるよう、作成・使用方法等を定めた「ヘルプマーク作成・活用ガイドライン」を作成しており、本ガイドラインを順守したものについては、自由に作成・使用できることとしています。
要件や手続の詳細等につきましては、下記ホームページを御確認ください。
ヘルプマーク
今後とも、ヘルプマークについて御理解と御協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
(福祉保健局)
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