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2018年05月17日 建設局
東京都では、目黒川流域、新河岸川及び白子川の洪水対策等を一層強化するため、河川整備計画を策定(新河岸川及び白子川は変更)しました。
この河川整備計画は、水害から都民の命と暮らしを守るとともに、良好な河川空間を創出するため、今後東京都が取り組んでいく治水や環境に関する事項について、地域の皆様や学識経験者及び流域の自治体から頂いた意見を反映させて策定したものです。
今後は、本計画に基づき、安全な川づくりを進めるとともに、河川環境の向上と保全に努めていきます。
近年の豪雨の増加や、それに伴う水害の発生状況を踏まえて策定した「中小河川における都の整備方針」(平成24年11月)に基づき、目標整備水準をこれまでの時間最大50ミリ降雨から区部では時間最大75ミリ降雨(年超過確率20分の1)に引き上げました。
整備方法については、時間50ミリ降雨までは河道(かどう)整備により洪水を安全に流すことを基本とし、それに調節池等を組み合わせて、地域の状況に応じた効果的な対策を実施していきます。
洪水対策のイメージ |
目黒川は烏山川と北沢川が合流する世田谷区池尻三丁目を上流端とし、世田谷区、目黒区を東流し、途中上目黒一丁目で支川蛇崩川を合わせ品川区東品川一丁目地先で東京湾に注ぐ、流路延長8.0キロメートル(支川を合わせた流路延長は30.3キロメートル)の二級河川です。
新河岸川は、狭山丘陵を最上流に持ち、川越市など埼玉県の南西部から途中、柳瀬川や黒目川、白子川などの支流を集めて東京都板橋区を流下し、北区志茂で隅田川に合流する一級河川です。東京都区間の流路延長は9.3キロメートルです。
白子川は、東京都練馬区東大泉の七福橋を起点として、埼玉県和光市内に入ってから板橋区との都県境に沿って流下し、板橋区三園で新河岸川に合流する一級河川です。東京都区間の流路延長は8.5キロメートルです。
※新河岸川及び白子川の変更前の河川整備計画は、平成18年3月に策定しています。
「2020年に向けた実行プラン」事業
本件は、「2020年に向けた実行プラン」に係る事業です。
「セーフ シティ 政策の柱3 豪雨・土砂災害対策」
問い合わせ先 建設局河川部計画課 電話 03-5320-5414 |
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