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2018年05月24日 環境局
都は、東豊田緑地保全地域に隣接する雑木林(2,732平方メートル)を当該地域の区域に加え、一体的に緑地保全をすることとしました。
この雑木林は、多様な動植物の生息・生育場所となっているほか、当該地域内にある湧水地の保全に寄与するなど、東豊田緑地保全地域の豊かな自然環境を維持する上で、重要な役割を担っています。
都は今後とも、保全地域制度を活用し、都内の貴重な自然環境の保全を進めてまいります。
日野市のほぼ中央に位置し、日野台地の東南端に位置する樹林地
62,811平方メートル(既指定区域60,079平方メートル、拡張した区域2,732平方メートル)
保全地域内には、浅川の伏流水や雨水浸透で蓄えられた地下水がわき出る湧水地があり、「東京の名湧水57選」に指定されている。
また、地域内のコナラ林にはキンラン、キツネノカミソリ等の希少植物が生育するほか、湧水の池にはサワガニ、アブラハヤ等の水生生物が生息するなど、地域の生物多様性を育む貴重な自然地となっている。
豊かな湧水を背景に成立した多様な自然環境を保全するとともに、日野市、保全活動団体、専門家等と連携し、環境学習や人材育成等の場としての利活用を図る。
昭和50年12月26日 東豊田緑地保全地域を新規指定
平成29年10月18日 東京都自然環境保全審議会に区域の拡張案及び保全計画の変更案を諮問
平成30年3月8日 東京都自然環境保全審議会より区域の拡張及び保全計画の変更の答申
保全地域制度とは、「東京における自然の保護と回復に関する条例」に基づき、良好な自然地や歴史的遺産と一体になった樹林などを東京都が指定し、その保護と回復を図る制度です。
【保全地域の指定状況(平成30年5月24日現在)】
50地域(7,581,807平方メートル)
問い合わせ先 環境局自然環境部緑環境課 電話 03-5388-3555 |
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