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2018年06月01日 産業労働局
東京都では、都民や釣り人等から関心が高く、水産資源としても重要なアユについて、昭和58年から多摩川下流部で遡上調査を行っています。
このたび、平成30年の調査が終了しましたのでお知らせします。
平成30年3月20日から5月31日まで
多摩川河口より11キロメートルの地点(下記参照)
定置網を設置。午前10時00分から翌日午前10時00分までの24時間に網に入ったアユの数を毎日計数。期間中の累計数を入網率【注】で除して遡上数を推定。
【注】入網率:調査地点から約6キロメートル下流で判別できるようにしたアユを放流して定置網に入った割合
平成21年に現地点で調査を開始して以降、3月および4月の月間入網数は最も多い値となりました。5月も入網数は好調を維持し、遡上盛期となった12日には15万尾以上入網しました。最終的に多摩川へのアユの遡上数は、調査開始以降2番目に多い994万尾と推定されました。なお、魚体サイズは平年並の5-6センチメートルでした。
※詳細な結果は、ホームページに掲出しています。
<調査地点(大田区下丸子4丁目付近)> | <多摩川下流に設置した定置網> |
<調査開始時に採集した遡上アユ> |
問い合わせ先 東京都島しょ農林水産総合センター振興企画室 電話 03-3454-1953 |
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