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報道発表資料  2018年07月03日  福祉保健局

フリマサイト等に出品される医薬品等のパトロールを強化します

近年、フリーマーケットサイトやオークションサイト、クラシファイドサイト(以下「フリマサイト等」という。)における消費者間取引が活発化するにつれて、フリマサイト等での医薬品の無許可販売や化粧品等の違反広告が増えています。
フリマサイト等を運営する企業では、これまでも自主的な審査を行っていますが、無許可販売や違反広告に迅速に対応するためには、東京都と運営企業が連携することで、自主審査の質の向上・効率化を図るとともに、出品者の遵法意識を高めていくことが必要です。
このため、今般、新たに連絡会を立ち上げ、平成30年6月27日に第1回目の会合を開催しました。今後、効率的なパトロールを通して不適正な出品を未然に防止し、都民がより安心してフリマサイト等を利用できるように取組を強化します。

内容

1 連絡会の開催

出品サイクルが短く変化が速いフリマサイト等の広告にも対応できるようにするため、フリマサイト等運営企業と定期的に連絡会を開催し、監視指導結果や最新の動向等を情報交換・共有することによって企業の自主的な審査の向上を図り、不適正な出品の防止につなげます。

2 サイトパトロールの実施(随時)

都においてフリマサイト等を随時監視し、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(以下、「医薬品医療機器等法」という。)」に抵触する出品を発見した場合には、直ちに運営企業へ削除要請することで、迅速に排除します。

3 一斉パトロールの実施(毎月)

都のサイトパトロールで発見・措置した品目等の情報を、全協力企業に提供します。各企業の自主審査により不適正な出品が発見された場合には、各企業で対応します。

協力企業

6社 ※運営企業の五十音順

運営企業 運営サイト名
株式会社ジモティー ジモティー 運営サイトのゴロ画像1
株式会社Stardust Communications SHOPPIES 運営サイトのゴロ画像2
株式会社メルカリ メルカリ 運営サイトのゴロ画像3
株式会社モバオク モバオク! 運営サイトのゴロ画像4
ヤフー株式会社 ヤフオク! 運営サイトのゴロ画像5
楽天株式会社 ラクマ 運営サイトのゴロ画像6

その他

  1. 連絡会には、厚生労働省医薬・生活衛生局、総務省総合通信基盤局、経済産業省商務情報政策局もオブザーバーとして参画し、情報共有します。
  2. 東京都では、フリマサイト等に出品される医薬品等のパトロールのほか、インターネット関連企業16社の協力を得て、インターネット上のショッピングモール等の広告の監視指導も行っています。

関係法令

  • 医薬品医療機器等法第24条(医薬品の販売業の許可)
  • 同法第55条(販売、授与等の禁止)
  • 同法第66条第1項(誇大広告等)
  • 同法第68条(承認前の医薬品、医療機器及び再生医療等製品の広告の禁止) 等

※参考 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(抜粋)(PDF:181KB)

参考

パトロールのイメージ画像

 
問い合わせ先
福祉保健局健康安全部薬務課
電話 03-5320-4512

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