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2018年08月15日 建設局, (公財)東京都公園協会
三菱第三代社長・岩崎久彌の本邸として建てられた旧岩崎邸は、洋館と和館を併置した典型的な明治期の大邸宅で、往時の大邸宅の構成や景観を知るうえでも貴重な存在です。
今回は、旧岩崎邸の庭園について研究をされている東京農業大学の粟野隆准教授を講師に迎え、岩崎家の方々が暮らしていたころの庭園の様子やその特徴などについてお話しいただきます。
平成30年10月26日(金曜日)14時00分~16時30分
台東区上野区民館(台東区池之端1丁目1番12号)
旧岩崎邸の庭について、かつての様子や特徴をお話しいただきます。
粟野隆氏(東京農業大学 准教授)
東京農業大学地域環境科学部造園科学科准教授。
2004年東京農業大学大学院農学専攻博士後期課程修了。博士(造園学)。独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所研究員を経て現職。
無料 ※旧岩崎邸庭園に入園する際は別途入園料が必要
100名 ※事前申込制、定員を上回る場合は抽選
往復はがき、またはEメールにてお申し込みください。
当講演会は、上野の山文化ゾーン連絡協議会事務局との協力によって実施しています。講演会へのお申し込みは、上記のほか、8月20日(月曜日)より、台東区公式ホームページ内の上野の山文化ゾーンフェスティバル[講演会シリーズ]のページ(外部サイトへリンク)からも可能です。
詳細につきましては、旧岩崎邸庭園ホームページをご覧ください。
昨年のワークショップの様子 | 旧岩崎邸庭園2階客室の壁紙 |
旧岩崎邸の洋館と撞球室(どうきゅうしつ)を彩る貴重な「金唐革紙(きんからかわし)」の世界を体感していただけるワークショップを今年も開催します。貴重な文化財を後世へ伝えていくことの大切さを実感していただける人気のプログラムです。ぜひ、ご参加ください。
平成30年11月4日(日曜日)10時00分~16時30分 ※荒天中止
撞球室前 芝庭
旧岩崎邸庭園洋館と撞球室を修復した際の版木棒を使い、金唐紙の「打ち込み」から「彩色」までの工程を体験いただきます。
「金唐紙」とは、もともとヨーロッパで壁の内装に用いられた金唐革の技法を和紙で再現した日本独自の「金唐革紙」を、上田尚氏が試行錯誤の末、現代に蘇らせたものです。金属箔を貼った手すき和紙を、文様を彫った版木棒に重ね、刷毛で打ち込むことで凹凸をつけ、彩色した革のように見える豪華な最高級壁紙です。
金唐紙研究所代表 上田尚氏
(国選定保存技術保持者・平成24年度旭日双光章受章)
3,500円(材料費実費・入園料別途)※事前振込制
ワニスや絵具等を使用し、屋外で作業を行うため、日除けの帽子のご用意や汚れてもよい服装でお越しください。お昼の時間を含みますので、昼食・飲み物を各自お持ちください。
25名 ※事前申込制、定員を上回る場合は抽選
往復はがき、またはEメールにてお申し込み込ください。
9時00分~17時00分(最終入園は16時30分)
台東区池之端1-3-45
一般 400円 65歳以上 200円
※小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料
旧岩崎邸庭園サービスセンター 電話:03-3823-8340
旧岩崎邸庭園 @kyuiwasakitei(外部サイトへリンク)
旧岩崎邸庭園・洋館の“化粧直し”を行っています。この工事に伴い、洋館外壁に足場等を設置するため、期間中、洋館外観の一部をご覧いただくことができません。なお、洋館内部や和館、庭園(芝庭の一部を除く)は、通常どおり公開しています。
※芝庭の一部は拡張区域整備工事のため擁壁が設置されています。
足場等設置期間:平成30年3月~平成30年10月末(予定)工事は施工状況や気象状況等により、延期する場合があります。
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