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2018年08月22日 建設局, (公財)東京都公園協会
武蔵野台地と国分寺崖線の地形を巧みに利用し、武蔵野の自然が残る殿ヶ谷戸庭園では、10月~11月に「おいしい日本茶の入れ方教室」、11月~12月に「殿ヶ谷戸庭園の秋を楽しむ」と「伝統技能見学会 雪吊り・霜除け」を開催します。秋色に染まる庭園と併せてお楽しみください。
11月下旬の紅葉の様子(昨年) |
武蔵野の自然を色濃く残す殿ヶ谷戸庭園で、日本茶のおいしさと奥深さを再発見してみませんか。日本茶の専門知識を持った講師が、おいしいお茶(煎茶)の入れ方をお教えします。また、園内展示室にて日本茶の歴史や茶葉の展示も行っています。
日本茶の入れ方教室(昨年の様子) |
国分寺の地形を巧みに利用して作られた殿ヶ谷戸庭園には、園内約200本のモミジがあります。当園では園内のモミジが色づく秋に、俳句の募集・展示会を開催いたします。また、職員による庭園ガイドも開催します。秋の美しい庭園風景を併せてお楽しみください。皆様のご来園をお待ちしております。
雪の重みによる枝折れを防ぐために生まれた「雪吊り」。冬の寒さや霜から樹木を守る「霜除け」。
秋の殿ヶ谷戸庭園で、その製作作業を職員が分かり易く解説付きで披露します。秋の庭園と併せて、受け継がれる伝統の技をご覧下さい。
昨年の雪吊り |
各日とも、10時30分~、13時30分~
(各回30分程度)
殿ヶ谷戸庭園 展示室前
無料(入園料別途)
各回とも、30分前から集合場所にて受付を行います。
国指定名勝。武蔵野の自然の地形、すなわち段丘の崖にできた谷を巧みに利用した「回遊式林泉庭園」。崖の上の明るい芝生地と崖下の湧水池、樹林で雰囲気が一変する造園手法がみどころのひとつです。
大正2年~4年に江口定條(さだえ)(後の満鉄副総裁)の別荘として整備され、昭和4年には三菱財閥の岩崎家の別邸となりました。昭和40年代の開発計画に対し本庭園を守る住民運動が発端となり、昭和49年に都が買収し、整備後、都立庭園として開園しました。
なお、庭園の名称は、昔この地が国分寺村大字殿ヶ谷戸という地名であったことに由来します。
平成23年9月21日、国指定文化財(名勝)となりました。
9時00分~17時00分(最終入園は16時30分)
12月29日~1月1日
国分寺市南町2-16
JR中央線・西武国分寺線・西武多摩湖線 国分寺駅下車 南口から徒歩2分
※駐車場はございません。
一般 150円 65歳以上 70円
※小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料
殿ヶ谷戸庭園サービスセンター 電話:042-324-7991
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