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報道発表資料  2018年08月27日  生活文化局

住宅・土地

都営住宅の又貸しには早急な対応を

都営○○アパート○号室の入居者が住宅を又貸ししているようで、最近は半年くらいの周期で入居者が入れ替わっています。
都営住宅は入居資格等あり、申込みをした方以外は入居できないはずなので、何度も入れ替わる隣の入居者にいつも不気味な思いをしております。
都として早急に対応をお願いします。

説明

日頃より、都営住宅の管理運営に御協力いただきありがとうございます。
都営住宅は、公営住宅法及び東京都営住宅条例において、他の者に貸し、またはその使用の権利を他の者に譲渡してはならないこととされております。入居時においても、都営住宅を転貸しないことを使用許可条件としており、また、入居説明会で配布する「住まいのしおり」においても、民泊の禁止を記載しております。
通報等により、不適正な使用の疑いが発生した場合には、東京都住宅供給公社の職員が調査をし、不適正な使用をしている事実が判明した場合には、速やかに指導を行っております。それでも改善されない場合には、都が使用許可を取消し、住宅の明渡しを求めることとしております。
本件につきましても、不適正な使用をしている事実が確認できた場合には、厳正に指導して参ります。
なお、民泊の禁止につきましては、全入居者の皆さまに毎月お配りしている広報紙「すまいのひろば」や、エレベーター内に掲示しているステッカー(日本語、英語、中国語、韓国語を併記)などで注意喚起を行っており、今後も周知に努めて参ります。
今後とも、入居者の皆さまが安心して気持ちよくお住まいになれるよう努めて参りますので、御理解、御協力をいただきますようお願いいたします。
(都市整備局)

「あんしん居住制度」について

私は都営住宅に住んでいて、住民からよく相談をされています。公益財団法人東京都防災・建築まちづくりセンターの「あんしん居住制度」は高齢者が安心して暮らせるシステムです。
しかし、契約をしようとすると、詳しい説明がなく、契約書だけ送ると言われたそうです。かなり配慮を欠いていますし、高いお金を払うのにおかしいです。高齢者に長文を読めというのは大変です。契約手続きで家に来てくれないのは、理由があるのか聞きたいです。高齢者は足が悪いことが多く、この事業を行っている公益財団法人東京都防災・建築まちづくりセンターのある渋谷まで行くのは困難です。以前は家まで来てくれたと聞きました。契約方法が変わってしまったのかと心配です。
都営住宅の広報誌「すまいのひろば」に、「あんしん居住制度」の記事が載らなくなりました。もっと広めてほしいです。

取組

このたびは、公益財団法人東京都防災・建築まちづくりセンター(以下、「財団」という。)の職員の対応により、御不快な念をお掛けしまして、誠に申し訳ございません。
財団に確認したところ、「あんしん居住制度」について、当初の説明はお電話での対応とさせていただいておりますが、契約にあたっての詳細な説明、手続きなどは都民の皆さまの御要望をお聞きし、御希望のあった場合は、訪問して対応しております。契約書だけ送ると言った点については、確認できませんでしたが、今後、そのような対応がないように都として財団に対して、注意しました。
広報誌への掲載については、財団と連携の上、対応して参ります。
今後とも、都の住宅行政に御理解と御協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
(都市整備局)

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