2018年08月31日
生活文化局
高齢者の消費者被害防止に向けた悪質商法注意喚起プロジェクト実施!
宅配事業者等と連携してリーフレットを届けます
都内の消費生活相談における高齢者の相談件数は、全体の3割を超える深刻な状況にあります。
このような状況を受け、平成27年度から、東京都と宅配事業者等が連携し、高齢者世帯等に悪質商法に関する注意喚起を行うプロジェクトを実施しています。
対面での情報提供により、一層“心に届く”注意喚起を行います。
注意喚起リーフレットを手渡しでお届けします!四コマ漫画付き
事業内容
宅配業務やガス設備の法定点検等で直接ご自宅に伺う事業者が、悪質商法被害に関する注意喚起情報(リーフレット)(PDF:2,261KB)を高齢者や高齢者を見守る方に声かけをしながら手渡しすることで、“心に届く”注意喚起を行い、高齢者の消費者被害防止を目指します。
平成30年度は、約16万世帯にリーフレットを届けます。
実施時期
平成30年9月~12月
連携事業者
- 運送事業者
ヤマト運輸株式会社
- 飲料宅配事業者
東京ヤクルト販売株式会社
- ライフライン事業者
東京ガスNext one株式会社(東京ガスライフバル台東/荒川/墨田)
東京ガスライフバルTAKEUCHI株式会社(東京ガスライフバル練馬・板橋北/南板橋)
- 生活協同組合
生活協同組合コープみらい
生活協同組合パルシステム東京
東都生活協同組合
生活クラブ生活協同組合・東京
- 配食事業者
株式会社シニアライフクリエイト(宅配クック123)
株式会社ベネッセパレット(ベネッセのおうちごはん)
株式会社武蔵野フーズ(健康宅配)
これまでの主な反応や感想
これまでの事業実施を通じて、消費者や配達員から、以下のような反応や感想をいただいています。
消費者
- リーフレットの案内シールを冷蔵庫に貼付した直後に詐欺の手紙が家に届いた。シールに記載されている消費生活センターに連絡したところ、詐欺なので連絡しないでと言われ、被害に遭わずに済んだ。
- いつも配達に来てくれる配達員から言われると、余計に気をつけなくちゃと思う。
- 配達だけでなく、身近な暮らしの心配もしてくれて助かる。
- 相談窓口を知ることができた。困ったことがあったら相談する。
- 高齢の家族が別の場所で一人暮らしをしているので、気をつけるよう声を掛ける。
配達員
- 地域の方と話すきっかけができて良かった。今後も継続して声掛けをしていこうと思った。
- 通常業務のプラスワンとして無理なく実施できた。
- このような取組をしていることに、お客様から感心された。
- 思ったより多くの方が消費者トラブルに遭遇していると感じた。
- 配達を通じて地域の安全に貢献できるので、やりがいを感じる。
詳しくは東京くらしWEBをご覧ください。
「2020年に向けた実行プラン」事業
本件は、「2020年に向けた実行プラン」に係る事業です。
「セーフ シティ 政策の柱5 まちの安心・安全の確保」
問い合わせ先
東京都消費生活総合センター活動推進課
電話 03-6228-1331 |