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2018年09月11日 生活文化局
今回の調査は、「自転車安全利用条例」の普及・定着状況を把握し、今後の自転車安全利用施策の参考とするため実施したものです。
アンケート期間:平成30年6月13日~6月19日 回答率:96.2%(481名/500名)
(アンケート結果の詳細は、別紙「調査結果」をご覧ください。)
自転車の利用頻度を聞いたところ、6割近くが『利用する』(56.3%)(「週4日以上利用する」(28.1%)、「週に2日から3日利用する」(14.3%)、「週に1日程度利用する」(13.9%))であり、約4割は「ほとんど(まったく)利用しない」(43.7%)であった。
なお、前回調査【注】と比較すると、自転車を『利用する』割合は、約1割減少している。
【注】前回調査(平成18年7月実施「自転車の安全対策」)
自転車利用者(271人)に、自転車の点検整備について聞いたところ、約7割が『点検(整備)している』(71.9%)(「自身でも自転車店でも点検(整備)している」(10.0%)、「自身で点検(整備)している」(38.7%)、「自転車店で点検(整備)している」(23.2%))であり、3割近くは「点検(整備)していない」(28.0%))となっている。
自転車利用者に、賠償責任保険の加入状況を聞いたところ、約5割が「賠償責任保険に加入している(付帯や特約等を含む)」(53.5%)で最も高く、以下、「加入していない(必要性を感じない)」(21.8%)、「加入しているかもしれないがわからない」(19.9%)と続いている。
自転車利用者に、車道と歩道の区別のある道路で自転車を運転する場合、どの部分を主に走行するか聞いたところ、約5割が「車道と歩道の両方を走行する」(54.6%)で最も多く、以下、「車道」(28.0%)、「歩道」(17.3%)の順となっている。
なお、前回調査【注】と比較すると、「車道」の割合は4倍以上に増加し、「歩道」の割合は3分の1近くに減少している。
ヘルメット着用率向上に必要なものについて聞いたところ、約6割が「法令上着用が義務化される」(64.7%)で最も高く、以下、「手に入れやすい価格(安価)のものが増える」(50.7%)、「折り畳み式等持ち運びが容易なものが増える」(47.6%)、「ヘルメットのデザイン性・ファッション性が向上する」(39.9%)などと続いている。
放置自転車を減少させるためにどのような取組が有効かを聞いたところ、7割近くが「駅周辺での駐輪場の整備」(73.6%)で最も高く、以下離れて、「放置禁止区域における撤去の迅速化(即時撤去含む)」(46.6%)、「シェアサイクルの普及」(46.2%)などと続いている。
※インターネット都政モニターは、インターネットが使える18歳以上の都内在住者を対象に公募し、性別、年代、地域等を考慮して500人を選任。
問い合わせ先 生活文化局広報広聴部都民の声課 電話 03-5388-3159 |
〔資料〕
「自転車の安全で適正な利用」
「自転車安全利用条例」の普及・定着状況を把握し、今後の自転車安全利用施策の参考とするため、都民の意見を聞く。
平成30年6月13日(水曜日)から平成30年6月19日(火曜日)まで
インターネットを通じて、モニターがアンケート専用ホームページから回答を入力する。
500人
481人
96.2%
※本報告書では、一部、「自転車安全利用条例」(平成25年7月)施行前に実施した前回調査(平成18年7月実施「自転車の安全対策」)との比較を行っています。
自転車は、年齢を問わず利用できる手軽な乗り物ですが、一方で、歩行者や車との衝突事故の発生やながら運転、違法駐輪などルール・マナーを守らない利用が問題となっています。
平成29年中の都内における自転車が関与した事故の件数は10,949件に及び、前年に比べ532件増と13年ぶりに増加しました。また、自転車乗用中の死者数は前年から8人減少したものの、依然として28人もの方が亡くなられています。
少しでも自転車に関する事故を減らし、安全安心な生活を守り、今後の自転車対策の参考とするため、モニターの皆さまのご意見を伺います。
Q1 自転車保有台数
Q2 自転車利用頻度
Q3 自転車利用の目的
Q4 ヘルメットの着用状況
Q5 自転車の点検整備
Q6 賠償責任保険の加入状況
Q7 自転車で走行するのは車道か歩道か
Q8 自転車ナビマーク・ライン
Q9 自転車走行中、歩行者に接触・衝突したあるいは接触・衝突しそうになった経験
Q10 歩行中、自転車に接触・衝突されたあるいは接触衝突されそうになった経験
Q11 子供のヘルメット着用状況
Q12 ヘルメットの着用率向上
Q13 子供に対する安全利用対策
Q14 高齢者に対する安全利用対策
Q15 自転車運転中の危険行為
Q16 賠償責任保険の義務付け
Q17 放置自転車対策
Q18 自転車の安全で適正な利用について(自由意見)
モニター人数 | 回答 | ||||
---|---|---|---|---|---|
人数 | 構成比 | 率 | |||
全体 | 500 | 481 | - | 96.2 | |
性別 | 男性 | 250 | 240 | 49.9 | 96.0 |
女性 | 250 | 241 | 50.1 | 96.4 | |
年代別 | 18・19歳 | 8 | 8 | 1.7 | 100.0 |
20代 | 62 | 56 | 11.6 | 90.3 | |
30代 | 84 | 76 | 15.8 | 90.5 | |
40代 | 107 | 106 | 22.0 | 99.1 | |
50代 | 76 | 73 | 15.2 | 96.1 | |
60代 | 84 | 84 | 17.5 | 100.0 | |
70歳以上 | 79 | 78 | 16.2 | 98.7 | |
職業別 | 自営業 | 48 | 47 | 9.8 | 97.9 |
常勤 | 184 | 172 | 35.8 | 93.5 | |
パート・アルバイト | 52 | 51 | 10.6 | 98.1 | |
主婦 | 110 | 107 | 22.2 | 97.3 | |
学生 | 26 | 25 | 5.2 | 96.2 | |
無職 | 80 | 79 | 16.4 | 98.8 | |
居住地域別 | 東京都区部 | 344 | 330 | 68.6 | 95.9 |
東京都市町村部 | 156 | 151 | 31.4 | 96.8 |
※集計結果は百分率(%)で示し、小数点以下第2位を四捨五入して算出した。
そのため、合計が100.0%にならないものがある。
※n(number of cases)は、比率算出の基数であり、100%が何人の回答者に相当するかを示す。
※複数回答方法…(MA)=いくつでも選択、(3MA)=3つまで選択、(2MA)=2つまで選択
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