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2018年10月11日 建設局, (公財)東京動物園協会
恩賜上野動物園(園長 福田豊)では、昭和47年10月28日に日本で最初のジャイアントパンダ「ランラン」と「カンカン」が来園したことにちなんで、平成24年に10月28日を「パンダの日」と制定しました。
この「パンダの日」を記念して、「うえのパンダアクション2018」を開催します。
「パンダの日」をきっかけにジャイアントパンダにより一層親しんでいただき、皆さまとジャイアントパンダの保全を考える機会にしたいと思いますので、ぜひお越しください。
リーリー(オス) | 左:シンシン(メス)と右:シャンシャン(メス、463日齢時点) |
現在、絶滅が危惧されるジャイアントパンダは、世界各地で約450頭が飼育されています。各施設で繁殖の取組みが進められており、当園では平成29年6月12日にオスの「リーリー」とメスの「シンシン」の間に「シャンシャン」(メス)が誕生しました。しかしながら、野生の生息数は約1,800頭しかいないと言われており(2015年時点)、持続的な保全の取組みが欠かせません。
そこで、ジャイアントパンダが希少な動物であることを広く知っていただき、パンダを守るために自分たちに何ができるか「パンダアクション」として宣言していただきます。ぜひご参加ください。
なお、当園は本イベントをとおして、国際自然保護連合日本委員会(IUCN-J)が進めている「想いでつなごう!おりがみアクション」【注1】に参加協力します。
【注1】想いでつなごう!おりがみアクション
国連生物多様性の10年間(平成23年~平成32年)、生物多様性の大切さを考えて行動につなげていくために、おりがみを折って未来へのメッセージを書くプロジェクトで、国際自然保護連合日本委員会が進めています。
平成30年10月28日(日曜日) 10時30分~12時30分(12時00分受付終了)[荒天中止]
東園 五重塔前
どなたでもご参加いただけます
ジャイアントパンダのおりがみをつくりながら、希少な動物であるパンダの現状を楽しく学べます。現状を知ったら、パンダを守るために自分たちに何ができるか考え、ご自身のSNS上で「パンダアクション」として行動宣言をしましょう。宣言していただいた「パンダアクション」の一部は、上野動物園公式ホームページ(東京ズーネット)(外部サイトへリンク)などでも紹介します。
国際自然保護連合日本委員会(IUCN-J)
中越パルプ工業株式会社
東京動物園ボランティアーズのドーセントグループ【注3】が、ジャイアントパンダのくらしや成長の様子を手作りの教材などを使ってわかりやすく解説します。お気軽にご参加ください。
【注3】東京動物園ボランティアーズ・ドーセントグループ
「ドーセント」とは、博物館や美術館などの展示解説担当者のことです。ボランティアとして、来園者に向けて動物の説明をする「スポットガイド」などの教育普及活動を行っています。
なお、ジャイアントパンダの解説は、普段は毎週水曜日に実施しています。
平成30年10月28日(日曜日) 13時30分~14時30分[荒天中止]
東園 五重塔前
以下の展示と解説
【恩賜上野動物園】
※開園日については東京ズーネット(外部サイトへリンク)でご覧いただけます。
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