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2018年10月25日 福祉保健局
東京都では、糖尿病有病者・予備群の減少を目指し、11月14日(水曜日)の世界糖尿病デーに合わせて、糖尿病の正しい知識と予防の大切さを、都民の皆様にお伝えします。
【注】「国民健康・栄養調査」(厚生労働省)から東京都分を再集計したものによる推計
拡大を続ける糖尿病の脅威を踏まえ、国際連合が平成19年から、インスリンを発見したカナダのフレデリック・バンディングの誕生日である11月14日を「世界糖尿病デー」に指定し、世界各地で糖尿病の予防、治療、療養について啓発活動を推進しています。
シンボルマーク「ブルーサークル」は、国連や空を表す「青(ブルー)」と団結を表す「輪(サークル)」で、「糖尿病に対して団結しよう」を意味しています。
11月14日の前後の期間、世界糖尿病デーの趣旨に賛同した施設は、ブルーサークルにちなんだブルーライトアップイベントを行います。東京都においても、都庁舎及び都立施設等にてブルーライトアップを実施し、キャンペーンを後押しします。
期間 | 施設名 | 点灯時刻 |
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11月14日(水曜日)~11月16日(金曜日) | 東京都庁第一本庁舎 | 午後6時00分から午後11時00分まで |
東京芸術劇場 | 日没から午後10時00分まで | |
東京ゲートブリッジ | 日没から深夜0時00分まで | |
東京ビッグサイト | 午後5時00分から午後10時00分まで ※11月14日(水曜日)のみ |
企業の健康管理担当者や医療保険者等を対象に、独立行政法人労働者安全健康機構関東労災病院の浜野久美子氏を講師に迎え、糖尿病重症化予防について講演いただくとともに、糖尿病予防における課題や支援策等について意見交換を行うシンポジウムを開催します。
コープデリ生活協同組合連合会とタイアップし、同会が運営する会員用ウェブサイトに、糖尿病予防の啓発に係る記事を掲載します。
記事には、糖尿病に関する情報や、糖尿病予防啓発動画の他、食品選びから糖尿病予防の一助となるよう「野菜たっぷり!簡単レシピ」を掲載します。
糖尿病は、すい臓が分泌するホルモンであるインスリンの量の不足や働きの低下により、血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が高い状態が続く病気です。自己免疫疾患等による1型糖尿病と、生活習慣が要因となる2型糖尿病とがあります。
日本の糖尿病患者の約95%は2型です。
糖尿病になりやすい肥満(BMI25以上)の人は、30代~40代の働き盛り世代の男性に多い状態です。
また、西洋人と比較してインスリンの分泌が少ない日本人は、太っていなくても糖尿病になる可能性があります。
糖尿病の疑いがあるかないかは、血液検査でわかります。また、糖尿病になってしまったら、早期治療及び治療継続が重要です。自己判断で治療を中断しないようにしましょう。
糖尿病は初期には自覚症状がありませんが、高血糖状態を放置していると、血管への障害が進行し、深刻な合併症を引き起こします。
その他に、動脈硬化の進行による脳卒中や虚血性心疾患により、生命の危険が生じる恐れもあります。さらに、糖尿病と歯周病は、互いに深く関連して進行します。
東京都の糖尿病予防対策については、「とうきょう健康ステーション」をご参照ください。
「2020年に向けた実行プラン」事業
本件は、「2020年に向けた実行プラン」に係る事業です。
「ダイバーシティ 政策の柱3 医療が充実し健康に暮らせるまち」
問い合わせ先 福祉保健局保健政策部健康推進課 電話 03-5320-4356 |
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