2018年10月29日
青少年・治安対策本部
初めて「青少年地区委員会活動の事例調査」を実施
子供たちの健やかな成長のため、青少年地区委員が地域で活躍
子供たちの健やかな成長のためには、家庭・学校・地域社会が、それぞれの役割を十分に発揮しながら、協力・連携して支えていくことが重要です。
子供たちは、地域の方々とのふれあいや体験の中で、心身をきたえ、社会性を身に付けていきます。
このたび、地域でのふれあいや体験活動を担っていただいている青少年地区委員会の活動状況等の調査を初めて行いましたので、ご報告いたします。
調査結果の概要
1.都内全ての青少年地区委員会を対象に、活動状況や課題を調査
- 活動内容は、「地域のまつり」「スポーツ」「見守りパトロール」「野外遊び」などが多い。
→子供たちの体験を豊かにするような活動や見守る活動を委員会主催で実施
- 「小学校」「中学校」「PTA」「町会・自治会」等の団体と日頃から協働・連携
→地域のさまざまなつながりを活用しながら活動
- 約70%の委員会が、「新しい担い手が集まらずメンバーが固定化」「イベント等が固定化」という課題を抱えており、今後の活動の助けになるものとして、「小・中学生の保護者の協力」など、外部の手助けや参加、様々なノウハウの提供を必要としている。
2.地域の特色と活力を生かした活動事例を調査
主な事例
- 鮭の稚魚の放流(羽村市 青少年対策栄小地区委員会)
近くに多摩川があるという地域性を生かした、生物のライフサイクルの一端に触れる学びある取組
- 四育ドミノチャレンジ(狛江市 青少年第四育成委員会)
参加者同士が協力して一つの大規模なドミノを作り上げることで、達成感を得る取組
- 大田スポGOMI大会(大田区 青少年対策羽田地区委員会)
ごみ拾いという環境美化活動をスポーツ感覚で楽しむというアイデアがある取組
青少年地区委員会とは?
各地域における子供たちの育成活動の核となる組織
- 57区市町村に、計717地区(おおむね中学校区ごとに設置)
- 約4万5千人の委員が、健全育成に熱意と理解を持って活躍
- 主な構成員
学校及び関係機関代表(PTA役員・教職員)、地域の代表(町会・自治会)、民生・児童委員、保護司、スポーツ推進委員 など
※別添主な調査結果(PDF:495KB)
※調査結果の全文は、青少年課ホームページに掲載します。
「2020年に向けた実行プラン」事業
本件は、「2020年に向けた実行プラン」に係る事業です。
「ダイバーシティ 政策の柱7 未来を担う人材の育成」
問い合わせ先
青少年・治安対策本部総合対策部青少年課
電話 03-5388-3098 |