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2018年11月16日 政策企画局
東京都は、昨年11月に公表した「国際金融都市・東京」構想の取組の1つとして、都民のニーズや課題の解決に資する画期的な金融商品・サービスの開発・提供を行う金融事業者に加え、ESG投資【注1】の普及を実践する金融事業者を表彰する「東京金融賞」を実施しています。
本表彰における「都民ニーズ解決部門」では、都民の皆さまから寄せられた金融サービスに関するニーズや課題を基に20のテーマを設定し、9月14日から10月16日の間、テーマに即した金融事業者を国内外から募集いたしました。
その結果、日本を含む16の国・地域、55事業者から解決策の応募があり、この度、3者の金融事業者が一次審査を通過し、支援プログラムに参加することが決定しましたので、お知らせします。
【注1】ESG投資の頭文字は、E(環境、Environment)、S(社会、Social)、G(企業統治・ガバナンス、Governance)をそれぞれ意味し、地球温暖化対策や女性の活躍、社外取締役の選任などに積極的に取り組む企業の姿勢を投資判断に活用する投資手法。
記
企業名 | 応募テーマ | 事業者の概要 |
---|---|---|
グローリー株式会社 | 【出入金】 店舗での本人確認等の手続きが煩わしい |
硬貨計数機やたばこ販売機等を日本で初めて製品化。現在では世界100カ国以上に製品やソリューションを展開。その技術力を活かし生体認証事業等にも事業を拡大 |
株式会社justInCase | 【保険】 保険金請求の手続きが煩わしい |
少額短期保険業者。スマホだけで保険をかけ、保険金を請求できる、新しいスタイルの保険サービス「スマホ保険」等を提供 |
TORANOTEC株式会社 | 【資産運用】 少額から資産運用できるサービス・商品が少ない |
金融サービス投資、フィンテック開発を実施。少額のおつり【注2】を資産運用に回すサービス「おつりで投資トラノコ」を提供 【注2】「おつり」は、買い物の度に生じる「おつり相当額」を計算 |
今後、上記の3事業者に対し、支援プログラム(メンターシッププログラムの提供、ビジネスマッチング機会の提供、開発環境(オフィススペース)の提供等)を実施し、最終審査による順位付けを行った上で、表彰式を開催いたします。なお、表彰式の詳細は後日決定の上、公表いたします。
東京金融賞の詳細は専用ホームページをご覧ください。
「2020年に向けた実行プラン」事業
本件は、「2020年に向けた実行プラン」に係る事業です。
「スマート シティ 政策の柱4 国際金融・経済都市」
問い合わせ先 政策企画局調整部渉外課 電話 03-5388-2116 ファクス 03-5388-1211 |
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