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報道発表資料  2018年11月30日  福祉保健局

B型・C型肝炎ウイルスによる
肝がん・重度肝硬変の入院医療費の助成が12月から始まります。

B型・C型肝炎ウイルスへの感染は、慢性肝炎を経て肝硬変を発症し、最終的に肝がんや重度肝硬変に至ることがあります。肝がんや重度肝硬変の治療は長期にわたり、経済的負担も大きいことから、このたび入院医療費の助成を開始します。

1 対象者

東京都内に住所を有し、原則以下の要件をすべて満たし、都の認定を受けた方が対象です。

  • B型・C型肝炎ウイルスに起因する肝がん・重度肝硬変と診断されている
  • 世帯年収が概ね370万円未満である(但し生活保護受給者は対象外)
  • 都道府県が指定した指定医療機関における肝がん・重度肝硬変の入院医療で自己負担額が高額療養費算定基準額を超えた月が、申請月前の11か月以内で3か月以上ある(但しカウントは平成30年4月から)
  • 肝がん・重度肝硬変治療に関する国の研究への協力に同意している

2 医療費助成の内容

  • 都道府県が指定した指定医療機関における肝がん・重度肝硬変の入院医療で自己負担額が高額療養費算定基準額を超えた月が、過去12か月以内で4か月目以上であるとき、指定医療機関あたりの自己負担月額が1万円(住民税非課税世帯の方は、都の上乗せ補助で自己負担なし)になります。

  • 平成30年12月入院診療分から助成します。

3 その他

  • 申請書類の配付場所
    お住まいの区市町村の担当窓口
  • 助成の申請窓口
    お住まいの区市町村の担当窓口
  • 申請受付の開始
    平成30年12月3日(月曜日)
  • 助成期間
    原則として1年間(更新可能)
  • 下記の「利用の流れ」「医療費助成のイメージ」をご確認ください。また、福祉保健局ホームページで、制度の詳細をご確認ください。

利用の流れ

  • 指定医療機関で入院記録票を受け取ります。
  • 肝がん・重度肝硬変で入院する度に、指定医療機関で入院記録票に入院の記録をしてもらいます。
  • 指定医療機関の医師に診断書を記載してもらいます。
  • 研究のため、臨床データの提供について同意が必要になります。
  • 診断書や同意書、入院記録票の写し等を揃え、区市町村窓口で医療券の申請をします。
  • 都の審査で認定されると、医療券が交付されます。
  • 指定医療機関における肝がん・重度肝硬変の入院医療で、自己負担額が高額療養費算定基準額を超えた月が、過去12か月以内で4か月目以上であるとき、指定医療機関あたりの自己負担月額が1万円(住民税非課税世帯の方は、都の上乗せ補助で自己負担なし)になります。

医療費助成のイメージ

助成のイメージ画像

 

問い合わせ先
福祉保健局保健政策部疾病対策課
電話 03-5320-4476

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