2018年12月25日
生活文化局
「都民の結婚等に関する実態及び意識についてのインターネット調査」の結果について
東京都では、結婚を希望しながらも一歩を踏み出せないでいる方への後押しをするため、結婚に向けた気運の醸成に取り組んでいます。
このたび、都内在住の18歳以上50歳未満の未婚の方を対象に実施した「都民の結婚等に関する実態及び意識についてのインターネット調査」の結果がまとまりましたので、お知らせします。
調査のポイント1 結婚・独身の利点について
- 結婚することに利点があると思うか聞いたところ、「あると思う」と答えた人は7割近く(67.0%)。具体的な利点として「精神的な安らぎの場が得られる」(46.7%)、「自分の子供や家族を持てる」(40.7%)を挙げる人が多い。
- 独身生活には結婚生活にはない利点があると思うか聞いたところ、「あると思う」と答えた人は約8割(83.4%)。具体的な利点として「行動や生き方が自由」(79.5%)、「家族を養う責任がなく、気楽」(36.9%)を挙げる人が多い。
調査のポイント2 結婚の意向について
- 自分の一生を通じて考えた場合の結婚に対する考えを聞いたところ、「いずれ結婚するつもり」と答えた人は、対象者全体の7割近く(68.9%)。一方、「一生結婚するつもりはない」と答えた人は約3割(31.1%)であった。
なお、18~34歳【注】では、「いずれ結婚するつもり」と答えた人は8割近い(76.8%)。
【注】国立社会保障・人口問題研究所による「出生動向基本調査」では18~34歳で集計
- 「一生結婚するつもりはない」と答えた人に、今後考えが「いずれ結婚するつもり」に変わる可能性について聞いたところ、「あると思う」「あるかもしれない」と答えた人の合計は37.1%であった。
調査のポイント3 独身でいる理由について
- 「いずれ結婚するつもり」と答えた人に、現在独身でいる理由を聞いたところ、「適当な相手にめぐり会わないから」(47.8%)が最も高く、次いで「独身の自由さや気楽さを失いたくないから」(31.6%)、「結婚する必要性をまだ感じないから」(30.3%)と続く。
調査のポイント4 東京都に期待する取組について
- 「いずれ結婚するつもり」と答えた人に、東京都に期待する結婚支援の取組について聞いたところ、「気軽に参加できる交流の機会の提供」(42.3%)が最も高く、次いで「結婚しやすい環境の整備に資する取組(ライフ・ワーク・バランスの推進、若者の就職支援、待機児童対策等)」(32.0%)、「区市町村、非営利団体等が行う婚活イベント・パーティに関する情報の提供」(21.0%)と続く。
調査の概要
1 調査の目的
東京都では、結婚を希望しながらも一歩を踏み出せないでいる方への後押しをするため、結婚に向けた気運の醸成に取り組んでいる。本調査は、効果的な施策を実施するための参考として実施した。
2 実施の概要
(1) 調査期間
平成30年7月26日~8月27日
(2) 調査設計
- 対象者
東京都在住の18歳以上50歳未満の未婚の男女
- 標本数
3,211人(男性1,687人 女性1,524人)
- 調査方法
インターネット調査
3 調査結果
報告書につきましては、結婚支援ポータルサイト内(PDF:3.64MB)に掲載いたします。
「2020年に向けた実行プラン」事業
本件は、「2020年に向けた実行プラン」に係る事業です。
「ダイバーシティ 政策の柱1 子供を安心して産み育てられるまち」
問い合わせ先
生活文化局都民生活部地域活動推進課
電話 03-5320-4236 |