2019年01月31日
総務局
「汚職等防止策検討結果報告書(中間報告)」について
去る11月に発覚した事故を踏まえ、汚職等防止部会(部会長 多羅尾副知事)において、再点検・検討を行ってきた結果を中間報告としてまとめましたので、お知らせします。
1 事故の概要
- 課長代理Aは、X浄水場の排水処理係長であった平成22年度から平成25年度までの間に、複数回、X浄水場の排水処理施設運転管理作業を受託していた受託事業者に対して、複数単価契約による翌年度の設計単価に関する情報を示した。
- 現時点では、課長代理Aが、価格情報提供の見返りに便宜供与を受けた事実は確認されていない。
2 今後の防止策
全庁点検
- 全庁点検の結果、不適切な事例は見受けられなかった。
今回の事故の背景と原因を踏まえた汚職等防止策
主な取組
- 厳格管理情報の取扱いに関する要点等を簡潔にまとめたリーフレットの作成・配布
- 契約所管・事業所管を含め、契約に携わる職員の意識啓発を強化
- 技術職の局間交流の推進
- 幅広い分野の経験を積み、能力伸長を図る観点から、長期在職者や管理職の局間交流を推進
- 他局と共有できる技術分野を整理し、局横断的な技術職の育成を推進
汚職等防止に向けた充実・強化策(その他の防止策)
主な取組
- 同種の事故の発生防止に向けた服務監察の充実
- 異なる任命権者間において、重大事故に係る背景、職場管理上の課題、再発防止に向けた取組等を共有
- 重大事故発生時、事故発生局(事故関係局)に再発防止策の策定と報告を義務付け、その実施状況を確認
⇒「中間報告」(PDF:788KB)として公表
- 公正取引委員会から調査結果が示された時点で、改めて内容を検討の上、「最終報告」として取りまとめを予定
3 副知事依命通達
副知事依命通達を各局に通知し、報告書にまとめた汚職等防止策の徹底を図る。
問い合わせ先
総務局コンプライアンス推進部コンプライアンス推進課
電話 03-5388-2408 |