2019年03月27日
生活文化局
「ゼロエミッション東京の実現に向けた自動車利用に関する世論調査」結果
この度「ゼロエミッション東京の実現に向けた自動車利用に関する世論調査」(平成30年11月実施)の結果がまとまりましたので、お知らせします。この調査は、ゼロエミッション東京(CO2を排出しない環境先進都市)の実現に向けて、ZEV(ゼロエミッションビークルの略。電気自動車や燃料電池自動車など)に対する都民の意識を把握し、普及促進に向けた施策構築の参考とすることを目的として実施しました。
- 調査期間
平成30年11月3日~11月18日/12月6日~12月17日
- 回収率
62.6%(有効回収標本数1,877標本/標本数3,000標本)
調査結果のポイント
自動車の保有・利用実態
- 自動車の所有の有無(n=1,877)(概要P2)(本文P3~5)
「所有している」52%(平成22年より8ポイント減少)「所有するつもりはない」30%(平成22年より10ポイント増加)
- 自動車を「所有している」と答えた人(n=971)に聞いたところ、(概要P5~6)(本文P19~26)
- 利用目的
「買い物・食事」76%(平成22年より9ポイント増加)、「遊び・行楽」61%(平成22年より4ポイント減少)
- 車を購入する際に重視する点
「価格」46%(平成22年より4ポイント増加)、「自動車の種類(軽、小型、普通など)」43%(平成22年より7ポイント減少)、「燃費」43%(平成22年より10ポイント増加)
※平成22年調査では、自動車を所有していると答えた人に自動車の購入の決め手について聞いた。
- 自動車を「所有している」または「いつかは所有したい」と答えた人(n=1,047)に自動車についての情報の入手先を聞いたところ、(概要P7)(本文P27~29)
「自動車販売店での説明やカタログ」51%、「自動車メーカーや販売会社のホームページ」38%、「テレビの番組やコマーシャル、新聞・雑誌の記事や広告」31%
電気自動車等(ZEV)について
- 電気自動車等(ZEV)の認知度(n=1,877)(概要P9)(本文P35~38)
「電気自動車(EV)」85%、「プラグインハイブリッド車(PHV)」54%、「燃料電池自動車(FCV)」42%
※電気自動車(EV):電気を動力源とし、外部から充電することができる自動車
プラグインハイブリッド車(PHV):電気とガソリンを動力源とし、外部から充電することができる自動車。普段は電気を動力として走行し、長距離走行時などバッテリーが切れそうな時には、ガソリンを利用して走行する。
燃料電池自動車(FCV):水素を動力源とする自動車
- 電気自動車等(ZEV)の購入検討の有無(n=1,877)(概要P12)(本文P50~53)
「検討したことはない」92%、「検討したことがある」7%
- 電気自動車等(ZEV)の購入を「検討したことはない(n=1,735)」及び検討の結果、「購入しなかった(n=123)」と答えた人(n=1,858)に電気自動車等(ZEV)を購入または検討したいと思う条件について聞いたところ、(概要P14)(本文P56~58)
「購入価格が安くなる」44%、「自宅で容易に充電が可能となる」35%、「充電・燃料補給施設の設置数が増加する」31%
- 電気自動車等(ZEV)の購入価格が安くなれば購入したいと思うと答えた人(n=816)にガソリン車と電気自動車等(ZEV)の差額がどの程度であれば購入するかを聞いたところ、(概要P15)(本文P59~60)
「ガソリン車と同額または安くなるまで購入しない」41%、「ガソリン車より電気自動車等(ZEV)が高い(+10万円まで)」17%、「(+10~20万円まで)」13%
- 100キロメートル程度以下の走行日を想定した充電設備設置場所の希望(n=1,877)(概要P16)(本文P63~65)
「コンビニやスーパーなどの駐車場」54%、「サービスステーション(ガソリンスタンド)」45%、「自宅」43%
経年比較の対象
「自動車利用と環境に関する世論調査(平成22年2月調査)」
※調査結果の概要(テキスト版/PDF版(PDF:416KB))
※調査結果の全文(PDF:4,110KB)
問い合わせ先
(世論調査一般関係)
生活文化局広報広聴部都民の声課
電話 03-5388-3133
(調査結果関係)
環境局環境改善部自動車環境課
電話 03-5388-3462 |