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2019年03月29日 総務局, (公財)東京都人権啓発センター
東日本大震災から8年が経過しました。それ以降も日本各地で大規模な災害が頻発し、被害の激甚化も指摘されています。
被災した人々は様々な人権問題にさらされます。なかでも、障害者、高齢者、子供、外国人、病気療養中の人など、平常時に社会的に弱い立場にある人々にとっては、災害発生時から避難生活そして生活再建にいたるプロセスにおいて、災害による被害の度合いはもとより、人権問題もより増幅されやすいといえます。
そこで、今回の企画展では、平成28年(2016年)4月14日・16日に最大震度7を記録した熊本地震において、大学校舎を避難所として一般に開放し、高齢者や障害者も含めて受け入れたインクルーシブな避難所を運営した熊本学園大学の取組に学びたいと思います。
“同じ災害は2つとない”と言われます。過去の優れた事例に学びつつ、東京でも起こりうる大規模災害時に、多くの都民が直面することになる災害時の人権問題について学ぶ機会を提供いたします。
東京都人権プラザ企画展(平成31年度第1期)
平成31年4月16日(火曜日)から6月29日(土曜日)まで
※日曜日休館
午前9時30分から午後5時30分まで
東京都人権プラザ1階 企画展示室
(東京都港区芝2-5-6 芝256スクエアビル1階)
無料
写真、避難所で使用した掲示物、印刷物など約40点(予定)
<第一部>激震から7日
<第二部>絆のベストと45日
<第三部>未来に伝える熊本学園のカタチ
<その他>学生のインタビュー動画
本展の関連企画として、下記を予定しています。詳細は決まり次第、ホームページ等でお知らせいたします。
本件は、「2020年に向けた実行プラン」に係る事業です。
「ダイバーシティ 政策の柱6 誰もが優しさを感じられるまち」
問い合わせ先 (公財)東京都人権啓発センター普及情報課 電話 03-6722-0123 総務局人権部人権施策推進課 電話 03-5388-2588 |
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