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報道発表資料  2019年04月26日  福祉保健局

平成31年冬期 路上生活者概数調査の結果

東京都は、都内における路上生活者数を把握するために、道路・公園・河川敷・駅舎等の路上生活者の概数調査を行いました。
今回、その調査結果を取りまとめましたのでお知らせします。

1 調査結果(概要)

平成31年1月時点での東京都の路上生活者数は、1,126人でした。このうち、都・区市町村等の調査による人数は612人(区594人、市町村18人)、国土交通省の調査による国管理河川の人数は514人でした。前年同月と比べ、合計で116人の減となりました。

(単位:人)
  区市町村 国管理河川 合計
31年1月
(a)
30年1月
(b)
増減
(c)=(a)-(b)
31年1月
(d)
30年1月
(e)
増減
(f)=(d)-(e)
31年1月
(g)
30年1月
(h)
増減
(i)=(g)-(h)
23区 594 620 -26 439 506 -67 1,033 1,126 -93
市町村 18 26 -8 75 90 -15 93 116 -23
都合計 612 646 -34 514 596 -82 1,126 1,242 -116
※国管理河川分(国土交通省):多摩川、浅川、荒川、綾瀬川、江戸川など。

区市別では、港区の11人減をはじめ、台東区、渋谷区、新宿区、葛飾区等で減少し、施設別では、主に国管理河川、都管理道路、都管理公園等で減少しました。《資料1(PDF:110KB)資料2(PDF:107KB)参照》
これには、都と23区が共同で取り組んできた、自立支援センター【注】の運営をはじめとする、路上生活者対策事業等の効果が、寄与しているものと考えられます。

【注】自立支援センターは、ホームレス及びホームレスとなるおそれのある方を一時的に保護し、就労による自立と早期の社会復帰に向けた支援を行う施設です。

2 最近の都内路上生活者数の推移

(単位:人)
  平成30年度 平成29年度 平成28年度
31年1月 30年8月 30年1月 29年8月 29年1月
冬期 夏期 冬期 夏期 冬期
23区 594 614 620 695 721
市町村 18 25 26 27 33
国管理河川 514 545 596 615 643
合計 1,126 1,184 1,242 1,337 1,397

3 調査方法等

(1) 調査実施日

原則として、平成31年1月15日(火曜日)から同月21日(月曜日)までの間の平日のうち1日(調査時間は昼間)

(2) 目的及び対象者

都内における路上生活者数の実態を把握するため、道路、公園、河川敷、駅舎等の各施設別及び各区市町村別の人数調査を実施

(3) 調査方法

各施設管理者の目視による確認調査とし、直接テントやダンボール等の中を確認したり、路上生活者に対する聴き取りを行ったりはしていない。

参考

現在の方式(国管理河川もあわせて調査する方式)での調査を開始した平成14年8月以降で、都内の路上生活者数が最も多かったのは、平成16年8月の6,731人でした。(うち国管理河川の人数1,080人は調査時期が異なるため参考数値)

問い合わせ先
福祉保健局生活福祉部保護課
電話 03-5320-4098

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