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2019年05月20日 公益財団法人東京都保健医療公社
公益財団法人東京都保健医療公社(以下、「公社」という。)が運営する多摩北部医療センターの医師の端末・メールアカウントに対する不正アクセス被害が発生しました。【注1】
不正アクセスのあった端末内の情報を利用し、5月20日時点で、都庁メールサーバに対して4件、公社メールサーバに対して3件、その他当該医師とEメールの送受信があった方3件のメールアドレスの流出と当該個人に対するスパム攻撃が確認されています。【注2】
これを受け、メールアドレス流出の可能性があるすべての方に注意喚起とお詫びのEメールを送付するなどの対応を早急に実施したところです。現時点で具体的な被害の情報はありませんが、引き続き、被害の防止を図るとともに、原因究明と再発防止に努めてまいります。【注3】
関係する皆さまに多大なご迷惑をおかけしておりますこと、深くお詫びいたします。
また、万が一多摩北部医療センター等の公社職員を名乗る不審メールが届いていた場合は、ドメイン等をご確認いただき、Eメールを開いたり返信したりすることは絶対にせずに削除いただきますよう、改めてお願いいたします。
1.のメールボックス内に保存されていた8335件のメールのうち24件
(24件の内訳)
内容 | 件数 | 対象人数 | |
---|---|---|---|
本文にのみ個人情報が含まれるEメール (氏名、生年月日、検査情報等) |
14件 | 15人 | |
添付ファイルに個人情報が含まれるEメール | 10件 | 3,656人 | |
インフルエンザ検査結果のリスト (氏名、受付日、検査結果等) |
1件 | 3,463人 | |
特定の疾病の患者のリスト (氏名、生年月日、発症日、症状等) |
1件 | 126人 | |
民間医療従事者のリスト (氏名、住所、電話番号、メールアドレスなど) |
1件 | 60人 | |
個別の患者の病名、症状等を記載した資料 | 7件 | 7人 |
※現時点で上記24件の流出は確認されていません。
5月15日 17時56分 | 多摩北部医療センターにおいて米国のサーバから不審メールを受信(時刻は受信した病院サーバへの到達時点) |
5月16日 9時00分頃 | 公社と都庁において複数の職員が不審メールを受信したことを確認 (セキュリティソフトで防御したことなどにより被害は発生せず) |
5月16日 9時30分頃 | 不正アクセスを受けた医師の端末をネットワークから遮断 |
5月16日 12時45分頃 | 多摩北部医療センター院内LANの影響調査を開始 |
5月16日 14時30分頃 | 警視庁に通報 |
5月16日 16時30分頃 | 警視庁職員、東京戦略政策情報推進本部及び病院経営本部セキュリティ担当が公社事務局を訪問調査。状況確認を実施 |
5月16日 21時01分 | 東京戦略政策情報推進本部から送信元IPアドレスの提供があり、公社メールサーバのブロックを実施 |
5月17日 | 公社において、当該公社職員のメールボックス内を全件確認 |
5月18日 5時20分 | メールアドレスが流出した可能性がある全ての方に対しEメールでの連絡を完了 |
問い合わせ先 公益財団法人東京都保健医療公社事務局事業推進課 電話 03-5577-2149 |
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