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2019年05月22日 産業労働局, (公財)東京都中小企業振興公社
東京都及び公益財団法人東京都中小企業振興公社(以下「公社」という。)は、大企業・公的試験研究機関・大学等が保有する開発特許等の知的財産を中小企業に移転し、中小企業の製品開発を支援する知的財産活用製品化支援事業を実施しています。
このたび、本事業を活用した特許ライセンス契約が締結に至りましたので、お知らせします。
日産自動車株式会社では、開発初期段階において車室内の静粛性を実現するため、独自の音源可視化技術(音源探査用マイクロホン支持装置 特許第5776863号)を開発しました。
本技術では、測定した音圧レベルの等高線を測定対象物の実画像と重ね合わせて表示することで音源を可視化することができます(図1)。
公社が運営する東京都知的財産総合センターでは、本技術を保有する日産と音響機器の知見と開発技術を有する株式会社アコーをマッチングし、今回のライセンス契約の締結に至ったものです。
図1 音源可視化技術の一例
今回の音源可視化技術のライセンス供与により、本技術をアコーの製品とし、自動車関係のみならず、異常音や騒音の発生源の発見、解析などを必要とする様々なシーンでの製品化を進めていきます。
※知的財産活用製品化事業の詳細は東京都知的財産総合センターホームページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。
「2020年に向けた実行プラン」事業
本件は、「2020年に向けた実行プラン」に係る事業です。
「スマート シティ 政策の柱4 国際金融・経済都市」
問い合わせ先 (制度全般に関すること) 産業労働局商工部創業支援課 電話 03-5320-4745 (事業・支援に関すること) (公財)東京都中小企業振興公社東京都知的財産総合センター 電話 03-3832-3656 |
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