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2019年06月03日 産業労働局
東京都では、都民や釣り人等から関心が高く、水産資源としても重要なアユについて、昭和58年から多摩川下流部で遡上調査を行っています。
このたび、平成31年(令和元年)の調査が終了しましたのでお知らせします。
平成31年3月22日から令和元年5月31日まで
多摩川河口より11キロメートルの地点(下図参照)
定置網を設置。午前10時00分から翌日午前10時00分までの24時間に網に入ったアユの数を毎日計数。期間中の累計数を入網率【注】で除して遡上数を推定。
【注】入網率:調査地点から約6キロメートル下流で判別できるようにしたアユを放流して定置網に入った割合
調査開始から5月中旬までは降雨が少なく、入網数は低調に推移していました。5月21日にまとまった降雨があり、その翌々日以降に数万尾の入網がみられました。遡上盛期は5月下旬となり、平成21年に現地点で調査を開始して以降、最も遅い時期となりました。調査期間中の多摩川におけるアユの遡上数は333万尾と推定されました。なお、魚体サイズは5-6センチメートルでした。
※詳細な結果は、ホームページに掲出しています。
調査地点(大田区下丸子4丁目付近) 多摩川下流に設置した定置網
調査開始時に採集した遡上アユ
問い合わせ先 東京都島しょ農林水産総合センター振興企画室 電話 03-3454-1953 |
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