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2019年06月20日 産業労働局, (公財)中小企業振興公社
東京都では、「新しい東京」の実現に向けて、次世代の産業を世界に発信する大型開発プロジェクト「次世代イノベーション創出プロジェクト2020」を平成27年度から実施しています。
具体的には、2020年に向けた実行プランで示された「3つのシティ」を実現する上での課題を解決するため、成長産業分野における開発支援テーマと技術・製品開発動向等を示した「イノベーションマップ」を策定するとともに、都内中小企業を中心とした連携体が「イノベーションマップ」に沿って取り組む技術・製品開発を支援していきます。
この度、以下のとおり令和元年度(2019年度)の開発支援テーマを決定し、助成事業に関する説明会を開催いたします。
3つのシティ | 開発支援テーマ | 例示 |
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セーフ シティ | 1)防災・減災・災害予防に関する技術・製品の開発 | 構造物の耐震強化技術、火災・防火対策技術、無電柱化に関する技術・製品、安否確認システム、災害情報収集・自動処理・配信システム、避難生活に関する技術・製品 等 |
2)インフラメンテナンスに関する技術・製品の開発 | 非破壊検査技術、モニタリング技術、自己修復材料等の新素材、その他補修技術 等 | |
3)安全・安心の確保に関する技術・製品の開発 | 緊急通報システム、各種センシング技術、防犯カメラ・画像解析システム、侵入検知・出入管理システム、次世代ホームセキュリティ、情報セキュリティ、個人認証技術 等 | |
ダイバーシティ | 1)スポーツ振興・障害者スポーツに関する技術・製品の開発 | 各種スポーツに関する技術・製品、障害者スポーツに関する技術・製品、e-スポーツ振興に関する技術・製品、バリアフリー・ユニバーサルデザインに関する技術・製品 等 |
2)子育て・高齢者・障害者等の支援に関する技術・製品の開発 | スマート家電、リモートワークや子ども等の見守り技術、義肢・装具、パーソナルケア関連用具、コミュニケーション機器、移乗・移動支援機器 等 | |
3)医療・健康に関する技術・製品の開発 | 画像診断システム、生体現象計測・監視システム、医用検体検査装置、処置用機器と生体機能補助・代行機器、各種医療器具、健康管理システム、健康機器、遠隔診断・モバイルヘルス、ゲノム情報や健康データを活用した疾病予防 等 (※薬機法に規定する医薬品・医薬部外品及びそれに類するものは原則対象外) |
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スマート シティ | 1)環境・エネルギーに関する技術・製品の開発 | エネルギー管理システム、水素エネルギー・再生可能エネルギーに関する技術、コージェネレーションシステム、EVに関する技術・製品、蓄電池、リサイクル技術、VOC検出・処理技術、水質改善技術、空気浄化技術 等 |
2)国際的な観光・金融都市の実現に関する技術・製品の開発 | 多言語翻訳・音声翻訳、コミュニケーション支援技術、案内ロボット、屋内ナビゲーションシステム、AR・VR技術、五感再現技術、テレプレゼンス・ホログラフィ、キャッシュレス決済、ブロックチェーン、クラウド会計システム 等 | |
3)交通・物流・サプライチェーンに関する技術・製品の開発 | カーテレマティクス・コネクティッドカー、安全運転支援装置・システム、移動サービス、倉庫内作業・在庫管理・検品の自動化技術、物流最適化システム、デバイス連携・データ利活用技術、シェアリングサービスに関する技術・製品、次世代産業用ロボット、ワイヤレス充電技術 等 |
※「技術・製品開発の例示」はあくまで一例を示したものであり、「開発支援テーマ」に即した内容であれば対象となります。各機器・システムの構成部品や部材等の周辺技術・製品の開発も対象になります。
※複数の開発支援テーマにまたがる技術・製品開発も対象になります。
助成事業に関する説明会を次のとおり行います。
回 | 開催日 | 会場 | 住所 | 定員 |
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1 | 7月23日(火曜日) | TKP秋葉原カンファレンスセンター | 千代田区神田松永町4-1 | 110名 |
2 | 7月26日(金曜日) | (公財)東京都中小企業振興公社 多摩支社 | 昭島市東町3-6-1 | 90名 |
3 | 7月29日(月曜日) | 富士ソフト アキバプラザ | 千代田区神田練塀町3 | 110名 |
4 | 7月30日(火曜日) | AP渋谷道玄坂渋東シネタワー | 渋谷区道玄坂2-6-17 | 100名 |
5 | 7月31日(水曜日) | 富士ソフト アキバプラザ | 千代田区神田練塀町3 | 110名 |
6 | 8月2日(金曜日) | (公財)東京都中小企業振興公社 城南支社 | 大田区南蒲田1-20-20 | 60名 |
時間 | 内容 | 詳細 |
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14時00分~14時30分 | 助成金の仕組み | 助成金事業一般について、その仕組みや流れ、各種用語について解説します。 |
14時30分~14時40分 | イノベーションマップの解説 | イノベーションマップの位置づけや設定されている開発支援テーマ、昨年度からの変更点について解説します。 |
14時40分~15時25分 | 次世代イノベーション創出プロジェクト2020 助成事業の解説 |
本助成事業の特徴や仕組み、申請書作成のポイントについて解説します。 |
15時25分~15時40分 | 東京都知的財産総合センターの活用法 | 技術・製品開発における自社知財権の保護及び他社特許調査、技術契約等に役立つ同センターの活用法を紹介します。 |
事前に(公財)東京都中小企業振興公社WEBサイトの本助成事業のページ(外部サイトへリンク)よりお申込みください。
各回とも定員に達し次第、受付を締め切らせていただきます。
7月より(公財)東京都中小企業振興公社WEBサイトの本助成事業のページ(外部サイトへリンク)から申請予約を開始します。募集要項及び申請書も同ページにて公開予定です。
※事業スキーム、助成事業の概要及び今後の予定は別紙(PDF:506KB)をご覧ください。
※別添チラシ(PDF:325KB)
「2020年に向けた実行プラン」事業
本件は、「2020年に向けた実行プラン」に係る事業です。
スマート シティ 政策の柱4 国際金融・経済都市
問い合わせ先 (制度全般に関すること) 産業労働局商工部創業支援課 電話 03-5320-4735 (助成金及び説明会に関すること) (公財)東京都中小企業振興公社企画管理部助成課 電話 03-3251-7894 電話 03-3251-7895 |
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