トップページ > 都政情報 > 報道発表 > これまでの報道発表 > 報道発表/平成31年 令和元年(2019年) > 6月 > 「都への提言、要望等の状況」月例報告(5月分) > 別紙 医療
ここから本文です。
2019年06月27日 生活文化局
私の子供は都立小児総合医療センターでお世話になっています。主治医はもちろん、どの先生もとても温かく、親にも不明な点がないようによく説明してくださり、子供と共に安心して治療に向き合い、一年、一年を無事に重ねることができました。
これまでに、小児慢性特定疾病や身体障害者手帳、特別児童扶養手当等の更新で診断書を依頼する際、忙しい先生に何枚も書いていただき、先生は快く受け取ってくれますが、私は大変申し訳ない気持ちでいっぱいでした。しかし、子供が小学校入学するとさらに学校に提出する書類も多いことに驚き、このままではいけないと強く感じました。
先生方は、言葉だけでなく、本当に身を削って、子供たちの治療に当たってくださっていると感じます。
そんな先生に、書類を書く時間を、ましてや手書きで書かせる時間を作りたくないのです。患者は我が家だけではないのです。
患者さんのいのちと向き合っている先生方を疲弊させないよう、診断書作成の負担が軽減されるよう望んでいます。
このたびは、都立病院の医師の負担軽減に向けた御意見をいただき、誠にありがとうございます。
医師の文書作成負担を軽減するための取組として、都立病院では、医師の文書作成を補助する医師事務作業補助者の配置や文書作成支援システムの活用を推進しております。文書作成支援システムは、システムに診断書等の様式を追加することで、カルテにあるデータを自動的に様式へ転記するなど、医師負担を軽減するもので、様式の追加を随時行っており、できる限り手書きでの文書作成を減らすよう努めています。
今後とも都立病院の運営に御理解と御協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
(病院経営本部)
都立松沢病院で、精神障害者保健福祉手帳や自立支援医療申請のための診断書の発給を依頼する際に、発給には2、3週間を要すると通知されています。
2、3週間というのはこの種の文書発給の標準処理期間としては長いのではないかと感じます。
診断書発給の標準処理期間を短縮するように手続を改めてくださるようお願いします。
このたびは、診断書の発行事務について御意見をいただき、ありがとうございます。
また、診断書の発行までにお時間を頂戴しており、申し訳ございません。
診断書は、医師が診療記録(いわゆるカルテ)の内容等を参照しながら作成しております。受診期間が長く、診療記録の分量が多い患者さんの場合や、所定の記載項目が多い診断書の場合などは、診療記録の内容を確認し、診断書に的確に反映させるために時間を要することがあります。
診断書の発行事務は、標準処理期間を定める対象とはなっておりませんが、上記のような作業にかかる時間等を考慮し、都立松沢病院におきましては、窓口で各種診断書の作成依頼があった際に、作成までの期間を2~3週間程度と御案内しているところです。事務の効率化を進め、診断書発行までの期間短縮に努めて参りますので、御理解のほどよろしくお願い申し上げます。
(病院経営本部)
Copyright (C) 2000~ Tokyo Metropolitan Government. All Rights Reserved.