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2019年07月10日 総務局, (公財)東京都人権啓発センター
明治40年(1907年)の「癩予防ニ関スル件」制定に始まる我が国のハンセン病患者の隔離政策は、平成8年(1996年)に「らい予防法」が廃止されるまで続きました。
平成10年(1998年)には熊本地裁にらい予防法違憲国家賠償請求訴訟が提訴され、その判決を契機に国は患者・回復者の方々に謝罪し、名誉回復や社会復帰支援策が採られています。
一方、ハンセン病に対する偏見や差別はいまだに残っています。東京都人権プラザでは、そうした偏見や差別をなくすために、啓発活動を行っています。
今回の企画展では、沖縄出身の版画家・儀間比呂志によるハンセン病を主題とした絵本『ツルとタケシ』の原画展示を通して、幅広い世代に対して、ハンセン病について学ぶ機会を提供します。
令和元年度東京都人権プラザ展示室企画展第2期
「儀間比呂志 絵本『ツルとタケシ』原画展」
令和元年8月17日(土曜日)から11月30日(土曜日)まで
(日曜日を除く。)
午前9時30分から午後5時30分まで
東京都人権プラザ 企画展示室
(港区芝2-5-6 芝256スクエアビル 1階)
無料
ハンセン病に関係する当事者、識者を招いた講演会等を行う予定です。詳細は決まり次第、ホームページ等でお知らせいたします。
本件は、「2020年に向けた実行プラン」に係る事業です。
「ダイバーシティ 政策の柱6 誰もが優しさを感じられるまち」
問い合わせ先 (公財)東京都人権啓発センター普及情報課 電話 03-6722-0123 総務局人権部人権施策推進課 電話 03-5388-2588 |
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