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2019年07月11日 建設局, (公財)東京動物園協会
多摩動物公園(園長 渡部浩文)では、富士自然動物公園(静岡県裾野市)との間で、オスのチーターを移動させることになりましたのでお知らせします。
移動するチーター(ナガト)
移動するチーター(ムツ)
移動するチーター(カイ)
移動するチーター(カケル)
※双方とも同腹の兄弟です。
令和元年7月17日(水曜日)
当園では飼育園館同士で相互協力しながら、希少動物であるチーターの繁殖を進めています。
平成28年10月19日にチーターの新たなペア形成や繁殖を目指すため、富士自然動物公園との間で、ブリーディングローン【注1】によりオスのチーター2頭を相互に貸与しました。その結果、当園において繁殖の成果【注2】がありましたので、このたび元の施設に戻ることになりました。
【注1】ブリーディングローン
繁殖を目的とした動物の貸借契約のこと。動物園間で個体を移動させることによって新たなペア形成を促し、繁殖に寄与することを目的としています。
【注2】繁殖の成果
繁殖年月日 | 父親 | 母親 | 出産頭数 | |
---|---|---|---|---|
1 | 2017年2月5日 | ムツ | シュパーブ | 3頭(オス2、メス1) |
2 | 2017年2月22日 | ムツ | リリー | 1頭(メス1<死亡>) |
3 | 2017年6月8日 | ムツ | リリー | 5頭(オス1、メス3、不明1<死亡>) |
4 | 2018年10月31日 | ナガト | デュラ | 5頭(オス4、メス1) |
15頭(オス10、メス5)
※今回搬出する2頭(ナガト、ムツ)を含み、搬入する2頭(カイ、カケル)は含みません。
13園館 90頭(オス51、メス39)
資料:チーター国内血統登録台帳【(公社)日本動物園水族館協会】
チーター(食肉目 ネコ科)
(ワシントン条約附属書1、IUCNレッドリスト:VU(絶滅危惧2類)、東京都ズーストック種)
※「附属書1」「2類」の正しい表記はローマ数字です。
Acinonyx jubatus jubatus
Cheetah
アフリカのニジェール共和国、ナミビア共和国、ボツワナ共和国などのサバンナ
陸上を走る動物の中ではもっとも速く、時速100キロメートル以上のスピードで走ることができます。ただし、このスピードは長続きせず、継続して400メートルほどしか走ることができません。獲物を捕らえるときは時間をかけてそっと近づき、30メートルほどの距離から一気に追いかけてしとめます。
今、わたしたちがくらす地球では、大きな変化が起こっています。たくさんの生きものが急速に姿を消し、多様な生きものがくらす熱帯雨林やサンゴ礁が減り続け、さらに世界規模の気候変動が起きています。
この変化はわたしたち人間にとっても大きな問題です。なぜならわたしたちも地球にくらす生きものたちの一員、地球生命隊の隊員だからです。
企画展では「まもるくん」と一緒に、今、地球でどんなことが起きているのか、なぜ生きものや自然を守らなければいけないのか、守るためにはなにをすればいいのかを、旅をしながら調べていきます。
あわせて当園が生きものの保全にどのように取り組んでいるのかも紹介します。みなさんも、地球生命隊の一員として、今、なにができるのかを一緒に考えてみませんか? 夏休みの自由研究にもぴったりの内容です。
令和元年7月18日(木曜日)~10月22日(火曜日・祝日)
9時30分~16時30分
ウォッチングセンター 1階
スタッフが動物園での保全の取組みについてお話しします。
実施日時などの詳細については、多摩動物公園ホームページ(東京ズーネット)(外部サイトへリンク)をご覧ください。
当園では、8月の指定日に開園時間を延長して、夜間開園を行います。普段とは少し違う動物たちの姿をお楽しみください。期間中には、薄暗くなっていく動物園内で、コウモリや野生の生きものを観察できるプログラムや、飼育担当者が夜の動物たちの生態をテーマにお話しする「夜のキーパーズトーク」、園長や副園長による「夜の動物園スペシャルツアー」などを実施します。
また、「世界ゾウの日」(8月12日)に関連して、ゾウに関する特別企画も行います。楽しみながら動物のことを知ることができるプログラムをたくさん用意して、みなさまをお待ちしています。特設ビアガーデンでのお食事も合わせてお楽しみください。
サマーナイト@Tama Zoo 2019ポスター
令和元年8月10日(土曜日)~12日(月曜日・祝日)、17日(土曜日)、18日(日曜日)、24日(土曜日)、25日(日曜日)
20時00分まで開園時間を延長(入園は19時00分まで)
※朝の開園時間は通常どおり9時30分です。
※通常水曜日は休園日ですが、8月14日(水曜日)は開園いたします(9時30分~17時00分)。
時間 | アフリカ園 | アジア園 | オーストラリア園 | 昆虫園 |
---|---|---|---|---|
~16時30分 | アフリカゾウ | 昆虫生態園 | ||
~17時00分 | トキ舎、育雛(いくすう)舎、ウォークインバードケージ、シロオリックス、グレビーシマウマ | ワラビー、ワラルー、ワライカワセミ | ||
~18時00分 | シロテテナガザル、インコ | |||
~19時00分 | シフゾウ、ウマ(家畜) | |||
~19時30分 | ライオン、チーター、サーバル | モウコノウマ、レッサーパンダ、オランウータン | アカカンガルー | 昆虫園本館 |
~19時40分 | アムールトラ | |||
~19時45分 | チンパンジー | トナカイ、ユキヒョウ、ツキノワグマ、カワウソ、モグラのいえ | コアラ館 |
※上記以外の動物は概ね20時00分まで展示しますが、動物の健康管理の都合上、早めに寝小屋に入る場合があります。詳しくは当日園内で配布するチラシや掲示物をご覧ください。
※アフリカゾウの展示について
8月10日(土曜日)、12日(月曜日・祝日)、17日(土曜日)、24日(土曜日)は16時00分に動物を収容して放飼場の整備などを行なった後、17時30分から19時30分まで再度屋外で展示します。それ以外の日については、表のとおり16時30分で展示を終了します。
飲食施設とギフトショップの営業時間を延長します。また、特設のビアガーデンもオープンします。夏の夜、お食事やお飲み物を楽しみながら、園内をご観覧ください。
貸出時間 9時30分~19時00分(返却は20時00分まで)
料金 1日500円
夜の動物たちの行動や生態をテーマに、飼育担当者がキーパーズトークを行います。飼育担当者だけが知っている夜の動物たちの不思議が聞けるかもしれません。
開始時間や実施場所などの詳細は、当日配布するイベントチラシでお知らせします。
夜のキーパーズトークの様子
動物園の魅力を園長や副園長、教育普及課長が、それぞれの視点で紹介します。どんなお話が聞けるのかは、参加してのお楽しみです。
夜も活動している昆虫たちがいます。いろいろな昆虫を間近でじっくり観察したり、さわったりして、その不思議を体感してみませんか?
夏の夜風にあたりながら、モルモットの温かさを感じてみませんか?
多摩丘陵にある多摩動物公園の園内には、アナグマなどのほ乳類や鳥類、昆虫の仲間など、さまざまな野生の生きものがくらしています。夕暮れから夜にかけて園内と隣接する七生公園を歩きながら、それらの野生の生きものを探し、観察します。雑木林の夜ならではの雰囲気を楽しみながら、野生の生きものたちを一緒に観察しませんか?
セミの羽化
暗くなった園内の上空を飛ぶ野生のアブラコウモリを、スタッフと一緒に観察します。身近なコウモリを観察し、その生態を学ぶ内容です。
夜空を飛び交うコウモリを観察します
多摩動物公園内には、NPO法人樹木・環境ネットワーク協会の協力を得て定期的に手入れをしている「ライオンの森」と呼ばれるエリア(ライオン舎の近くにあることからそう呼ばれています)があります。草地や雑木林などからなるこのエリアでは、季節ごとにさまざまな植物や小さな生きものたちを観察することができます。昼間とは違う夜の雑木林の雰囲気を感じながら生きものを見つけて観察してみませんか。
今年のサマーナイトのテーマは「フクロウがなく夜の動物園」。飼育担当者が夜に狩りをするフクロウの特殊な身体能力について紹介します。
展示のフクロウ
クイズに挑戦しながらゾウをじっくり観察しましょう。開始時間や実施場所などの詳細は、当日配布するイベントチラシでお知らせします。
平成29年に新アジアゾウ舎へ引っ越したスリランカゾウの「アヌーラ」は、今年で推定66歳を迎えました。現在、非公開の新しい施設でゆったりとくらしています。今回は特別にアヌーラを定員制で公開いたします。
※「世界ゾウの日」とは
「世界ゾウの日」は、密猟や生息地の破壊などによって絶滅の危機に瀕しているゾウの保護を世界中で呼びかけるために2012年8月12日に設立されました。現在では8月12日に欧米の動物園を中心に関連イベントが開催されており、世界自然保護基金(WWF)や国連環境計画(UNEP)も広報活動などを通して世界ゾウの日における普及啓発に取り組んでいます。
※アジアゾウを飼育している恩賜上野動物園でも、「世界ゾウの日」に関連した催し物を開催します。詳しくは、別紙 恩賜上野動物園のページをご覧ください。
葛西臨海水族園から移動水族館車「うみくる号」がやってきます。姿形もさまざまな海の生きものたちを水族園スタッフと一緒に観察しましょう。
動物園に海がやってくる
かつてゴリラやチンパンジー、オランウータンを飼育していた動物舎の様子を、東京動物園ボランティアーズのドーセントグループスタッフがご案内します。なお、動物はいませんのでご了承ください。
日本のみならず世界のトップに立つミュージカルソー(ノコギリ)の演奏家、サキタハヂメさんが、唯一無二のノコギリの音色を響かせます。また、できたてほやほやの多摩動物公園サマーナイト公式ソング(現在鋭意制作中)を生ライブで披露いたします!
サキタハヂメ氏
【多摩動物公園】
※開園日については東京ズーネット(外部サイトへリンク)でご覧いただけます。
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