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2019年07月22日 総務局, (公財)東京都人権啓発センター
夏休みが明けて新学期が始まる日は、子供の自殺が多い特異日となっています。神奈川県内の図書館が、Twitterを通じて「学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい」と呼びかけたことは記憶に残るところです。
東京都人権プラザは児童・生徒も利用する施設であり、こうした状況に対して何らかの働きかけを行おうと、昨年度特定非営利活動法人ジェントルハートプロジェクトの協力を得て、いじめ等により心と体を傷つけられて亡くなった子供たちのメッセージ展を開催しました。
それから一年が経過しようとしていますが、子供をめぐる状況は好転しているとは言えません。むしろ、いじめや虐待、無差別殺傷事件など子供の安全が脅かされる出来事が続いています。そこで、今年度も夏休みが終わるタイミングに合わせて、亡くなった子供たちのメッセージ展を開催することとしました。
来場者がこの展示を通して、奪われた子供たちの命について思いをめぐらし、子供の安全と権利について考えていただく機会とします。
心と体を傷つけられて亡くなった天国の子供たちのメッセージ展
令和元年8月21日(水曜日)から8月31日(土曜日)まで
(開場時間:午前9時30分から午後5時30分まで)
東京都人権プラザ 1階 ロビーギャラリー
(港区芝2-5-6 芝256スクエアビル1階)
無料
心と体を傷つけられて(いじめ等で)亡くなった子供たちの写真と、子供たちが社会に投げかけた言葉、そして家族から子供へのメッセージを集めたパネルを展示します(10数組、約50点)。また展示期間中、子供の安全やいじめ問題に関するトークプログラムを実施します。
東京都人権プラザ(指定管理者:(公財)東京都人権啓発センター)
特定非営利活動法人ジェントルハートプロジェクト
(代表理事 小森新一郎氏)
トークプログラムを以下の日程で実施します。
いずれも終了後に映像上映を予定(30分程度)
情報保障(要問合せ)、託児保育(要事前申込)
本件は、「2020年に向けた実行プラン」に係る事業です。
「ダイバーシティ 政策の柱6 誰もが優しさを感じられるまち」
問い合わせ先 (公財)東京都人権啓発センター普及情報課 電話 03-6722-0123 総務局人権部人権施策推進課 電話 03-5388-2588 |
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