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報道発表資料  2019年07月23日  産業労働局

東京都中小企業の景況
令和元年7月調査

都内中小企業の景況調査の結果がまとまりましたのでお知らせいたします。

6月の景況

業況:弱含みで推移
見通し:慎重な見方強まる

  • 6月の都内中小企業の業況DI(業況が「良い」とした企業割合-「悪い」とした企業割合)は、当月-33(前月-31)と弱含みで推移した。今後3か月間(7~9月)の業況見通しDI(当月(6月)に比べて「良い」とした企業割合-「悪い」とした企業割合)は、当月-23(前月-21)と慎重な見方が強まった。
  • 業種別の業況DIをみると、製造業(-28→-37)は9ポイント減少し悪化した。卸売業(-32→-34)及びサービス業(-15→-17)はともに2ポイント減少しわずかに悪化した。一方、小売業(-54→-47)は7ポイント増加し改善した。
  • 前年同月比売上高DI(-39→-39)は横ばいで推移した。製造業(-43→-41)は2ポイント増加しわずかに改善した。小売業(-55→-54)及びサービス業(-23→-24)はともにほぼ横ばい、卸売業(-39→-39)は横ばいで推移した。
  • 業種別の業況見通しDIをみると、卸売業(-17→-21)は4ポイント減少しやや悪化、小売業(-29→-31)は2ポイント減少しわずかに悪化した。製造業(-25→-26)及びサービス業(-14→-15)はともにほぼ横ばいで推移した。

業況DI・業況見通しDI(全体)

(季節調整済DI)
グラフの画像

付帯調査 都内中小企業の設備投資、資金繰り等の状況
(四半期調査:2019年第2四半期(4~6月))

概要

  • 設備投資
    設備投資の動向を後方4四半期移動平均でみると、当期(平成31年4月~令和元年6月)に設備投資を「実施した」割合は20.4%となり、前期の20.3%からほぼ横ばいで推移した。来期の設備投資の「実施予定」割合(後方4四半期移動平均)は20.8%となり、当期に比べてわずかに増加する見通しとなった。
  • 採算状況
    当期の採算状況を「黒字」とした企業割合-「赤字」とした企業割合でみると、-4.5(前期-2.5)となり、前期に比べてやや悪化した。
  • 資金繰り
    当期の資金繰り状況を資金繰りDI(「楽」-「苦しい」)でみると、-17.1(前期-15.3)となり、前期に比べてやや悪化した。
  • 雇用人員
    当期の雇用状況を雇用人員DI(「不足」-「過剰」)でみると、19.9(前期20.6)と4期ぶりに低下し、不足感の高まりが一服した。

調査の概要

1 調査目的

毎月の景気動向(業況、生産、売上、在庫等の実績推移及び予測)の結果を中小企業者並びに関係機関等に提供し、経営の指針として、また企業支援のための資料として活用し、都内中小企業の振興を図る。

2 調査方法

郵送による配布、郵送による回収(毎月)

3 調査機関

産業労働局 商工部 調整課

4 回収期間

令和元年7月1日~令和元年7月9日

5 調査規模

対象企業 3,875企業

(内訳)
製造業 1,125企業
卸売業 875企業
小売業 875企業
サービス業 1,000企業

6 回答状況

回答企業数(回答率) 1,400企業(36.1%)

(業種別)
製造業 370企業(32.9%)
卸売業 361企業(41.3%)
小売業 300企業(34.3%)
サービス業 369企業(36.9%)

(規模別)
小規模 603企業(37.0%)
中小規模 293企業(39.4%)
中規模 306企業(40.6%)
大規模 193企業(37.0%)
規模不明 5企業(2.2%)

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問い合わせ先
産業労働局商工部調整課
電話 03-5320-4639

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