2019年08月30日
生活文化局
高齢者の消費者被害防止に向けた悪質商法注意喚起プロジェクト実施!
宅配事業者等と連携してリーフレットを届けます
都内の消費生活相談における高齢者の相談件数は、全体の4割を超える深刻な状況にあります。
このような状況を踏まえ、東京都では平成27年度から、宅配事業者等と連携し、高齢者に悪質商法に関する注意喚起を行うプロジェクトを実施しています。
令和元年度も、9月から12月の間に、約16万部のリーフレットを高齢者等に配布します。
注意喚起リーフレットを高齢者世帯等に“手渡し”でお届けします!四コマ漫画付き
事業内容
高齢者の消費者被害防止のために、宅配業務や配食業務などで、直接各ご家庭に伺う事業者が、悪質商法被害に関する注意喚起情報(リーフレット)(PDF:1,904KB)を高齢者や高齢者を見守る方を対象に、声かけをしながら手渡しすることで、“心に届く”注意喚起を行います。
実施時期
令和元年9月~12月
配布予定枚数
約16万部
配布するリーフレット
連携事業者
- 運送事業者
- ヤマト運輸株式会社(西東京主管支店/多摩主管支店)
- 生活協同組合
- 生活協同組合コープみらい
- 東都生活協同組合
- 生活協同組合パルシステム東京
- 生活クラブ生活協同組合・東京
- 配食事業者
- 株式会社シニアライフクリエイト(宅配クック123)
- 株式会社武蔵野フーズ(健康宅配)
- 株式会社ベネッセパレット(ベネッセのおうちごはん)
- ワタミ株式会社(ワタミの宅食)
- ライフライン事業者
- 東京ガスライフバルTAKEUCHI株式会社(東京ガスライフバル練馬・板橋北/南板橋)
- 飲料宅配事業者
これまでいただいた主な感想
これまでの事業実施を通じて、次のような感想をいただいています。
リーフレットを受け取った方
- リーフレットの案内シールを冷蔵庫に貼付した直後に詐欺の手紙が家に届いた。シールに記載されている消費生活センターに連絡したところ、詐欺なので連絡しないでと言われ、被害に遭わずに済んだ。
- 顔見知りの配達員から直接手渡しされると、余計に気をつけなくちゃと思う。
- 配達だけでなく、消費者トラブルなど身近な暮らしも心配してくれて、助かる。
- 少しでもおかしいと思ったら、消費生活センターに相談できると気づいた。
- 内容が分かりやすいリーフレットなので、高齢の両親にも見せようと思う。
配達員
- 地域の方と話すきっかけができて良かった。今後も継続して声掛けをしていこうと思った。
- 通常業務にプラスして声掛けをするサイクルが定着し、無理なく実施できた。
- 地域の中での見守り意識が一層強まったように感じる。
- 思ったより多くの方が消費者トラブルに遭遇していると感じた。
- 配達を通じて地域の安全に貢献できるので、やりがいを感じる。
※リーフレット配布に御協力いただく事業者向けに、「見守りプロジェクト」のロゴをデザインした、缶バッチ及びステッカーを作成しております。
詳しくは東京くらしWEBをご覧ください。
「2020年に向けた実行プラン」事業
本件は、「2020年に向けた実行プラン」に係る事業です。
「セーフ シティ 政策の柱5 まちの安心・安全の確保」
問い合わせ先
東京都消費生活総合センター活動推進課
電話 03-6228-1331 |