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2019年10月16日 福祉保健局
令和元年10月10日、都内の医療機関から海外渡航歴がないデング熱患者2名の発生届が提出されました。調査の結果、都外で感染したと推定されています。
患者の概要等について、以下のとおりお知らせします。
※患者・御家族の人権尊重・個人情報保護に御理解と御配慮をお願いします。
疫学調査により、以下のことが判明しています。
デング熱の国内感染は極めてまれなことから、修学旅行で訪れた奈良市内又は京都市内でデングウイルスを保有している蚊に刺されて感染した可能性が疑われます。
これらについては、既に、関係自治体に対し情報提供を行っており、現在、各自治体において、対策を進めています。
デングウイルスが感染しておこる急性の熱性感染症です。
ウイルスに感染した患者を蚊が吸血すると、蚊の体内でウイルスが増殖し、その蚊が他者を吸血することで感染します(蚊媒介性)。ヒトからヒトに直接感染するような病気ではありません。
主な症状は、発熱、発疹、頭痛、筋肉痛などです。まれに重症化することがありますが、通常は、発症後2~7日で解熱します。
屋外の蚊が多くいる場所で活動する場合は、できるだけ肌を露出せず、虫よけ剤を使用するなど、蚊に刺されないよう注意してください。
なお、蚊に刺されて発熱等の症状がある場合は、かかりつけの医療機関を受診してください。
※厚生労働省 デング熱について(厚生労働省ホームページ(外部サイトへリンク))
問い合わせ先 (患者発生状況に関すること) 福祉保健局健康安全部感染症対策課 電話 03-5320-4482 (一般的な蚊の対策に関すること) 福祉保健局健康安全部環境保健衛生課 電話 03-5320-4391 |
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