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2019年10月18日 建設局, (公財)東京動物園協会
多摩動物公園(園長 渡部浩文)では、環境省が進めるトキ保護増殖事業に協力するため、佐渡トキ保護センターから平成19年に2ペアを預かって飼育を開始しました。その後、ペアの追加や交代を経て、現在も非公開での飼育繁殖を行っています。
今回は、令和元年に当園で誕生したトキ6羽と親鳥2羽(1ペア)の合計8羽を10月21日に佐渡トキ保護センター(新潟県佐渡市)へ移動し、10月25日に新たな親鳥2羽を佐渡トキ保護センターから、多摩動物公園へ移動します。
佐渡へ移動するトキ
(撮影日:令和元年10月16日)
搬出 令和元年10月21日(月曜日)
搬入 令和元年10月25日(金曜日)
当園は平成19年度から、トキ保護増殖事業計画に基づき、鳥インフルエンザなどの感染症による絶滅の危機の回避などを目的に分散飼育を受け入れ、12年連続で繁殖に成功しています。
当園から佐渡トキ保護センターへ移動する幼鳥6羽は、今後の放鳥計画に組み込まれる予定です。
移動する親鳥は、繁殖成績が低下してきたため、ペアを交換します。
14羽(オス6、メス8) ※今回の搬出個体を含み、搬入個体は含みません。
佐渡トキ保護センター及び同野生復帰ステーションと当園を含む5つの分散飼育地を合わせて、今年の繁殖期は、国内で39羽(令和元年9月27日現在)のトキが育っています。
トキ(ペリカン目 トキ科)
(環境省レッドリスト:絶滅危惧1A類(CR)、国の特別天然記念物、国際保護鳥)
※「1A類」の正しい表記はローマ数字です。
問い合わせ先 (公財)東京動物園協会 多摩動物公園教育普及課 電話 042-591-1611(代表)17時00分まで 建設局公園緑地部管理課 電話 03-5320-5365 |
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