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2019年10月24日 福祉保健局
東京都では、糖尿病有病者・予備群の減少を目指し、11月14日(木曜日)の世界糖尿病デーに合わせて、糖尿病の正しい知識と予防の大切さを、都民の皆様にお伝えします。
【注1】「国民健康・栄養調査」(厚生労働省)から東京都分を再集計したものによる推計
拡大を続ける糖尿病の脅威を踏まえ、国際連合が平成18年から、インスリンを発見したカナダのフレデリック・バンティングの誕生日である11月14日を「世界糖尿病デー」に認定し、世界各地で糖尿病の予防、治療、療養について啓発活動を推進しています。
11月14日の前後の期間、世界糖尿病デーの趣旨に賛同した施設は、世界糖尿病デーのシンボルマーク「ブルーサークル【注2】」にちなんだブルーライトアップイベントを行います。世界各国、日本全国各地でブルーライトアップが行われており、東京都においても、都庁舎及び都立施設等にてブルーライトアップを実施し、キャンペーンを後押しします。
【注2】ブルーサークルは、国連や空を表す「青(ブルー)」と団結を表す「輪(サークル)」で、「糖尿病に対して団結しよう」を意味しています(下図)。
その他のブルーライトアップ施設はホームページ(外部サイトへリンク)に掲載しています。
(外部サイト(世界糖尿病デー実行委員会ホームページ)につながります。
期間 | 施設名 | 点灯時刻 |
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11月11日(月曜日)~11月15日(金曜日) | 東京都庁第一本庁舎 | 午後6時00分から午後11時00分まで |
東京芸術劇場 | 日没から午後10時00分まで | |
東京ゲートブリッジ | 日没から深夜0時00分まで ※11月14日(木曜日)のみ |
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東京ビッグサイト | 午後5時00分から午後10時00分まで ※11月14日(木曜日)のみ |
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駒沢オリンピック公園 | 日没から午後9時00分まで |
世界糖尿病デーに合わせ、新宿西口地下のデジタルサイネージによる糖尿病予防の啓発を行い、糖尿病予防の大切さを呼びかけます。
糖尿病は、すい臓が分泌するホルモンであるインスリンの量の不足や働きの低下により、血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が高い状態が続く病気です。自己免疫疾患等による1型糖尿病と、主に生活習慣が要因となる2型糖尿病とがあります。日本の糖尿病患者の約95%は2型です。
肥満(BMI25以上)の方は、糖尿病になりやすい状態にあるため、十分な注意が必要です。
しかし、太っていなくても糖尿病になる可能性があるため、油断は禁物です。
糖尿病の疑いがあるかないかは、血液検査で分かります。血糖値が高めであれば、かかりつけ医に相談しましょう。また、糖尿病と診断された場合は、早期治療及び治療継続が重要です。
糖尿病は初期には自覚症状がありませんが、高血糖状態を放置していると、血管への障害が進行し、以下のような深刻な合併症を引き起こします。
その他に、動脈硬化の進行による脳卒中や虚血性心疾患により、生命の危険が生じる恐れもあります。さらに、糖尿病と歯周病は、互いに深く関連して進行します。
東京都の糖尿病予防対策については、「とうきょう健康ステーション」をご参照ください。
「2020年に向けた実行プラン」事業
本件は、「2020年に向けた実行プラン」に係る事業です。
「ダイバーシティ 政策の柱3 医療が充実し健康に暮らせるまち」
問い合わせ先 福祉保健局保健政策部健康推進課 電話 03-5320-4356 |
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