ここから本文です。
2019年11月27日 都市整備局
このたび、「東京における都市計画道路の在り方に関する基本方針」を取りまとめましたので、お知らせします。
東京都と特別区及び26市2町は、都市計画道路を計画的、効率的に整備するため、おおむね10年間で優先的に整備すべき路線を定めた「事業化計画」を策定し、事業の推進に努めてきました。また、都市計画道路の必要性の検証を行い、廃止や縮小など、適宜、都市計画道路の見直しを行ってまいりました。
現行の「東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)」に基づき整備を推進することにより、都市計画道路の約8割が完成する時代を迎えることになります。その一方で、優先整備路線に選定しなかった残る約2割の都市計画道路は、事業着手までに期間を要することになります。
こうしたことから、優先整備路線等を除く未着手の都市計画道路について、さらなる見直しを行うため、東京都と特別区及び26市2町は協働で調査検討を進め、平成30年7月に中間のまとめ、令和元年7月に基本方針(案)を公表し、皆様からの御意見を参考に検討を進めてまいりました。このたび、都市計画道路の見直しに関する検証手法や個々の路線の計画変更等の対応方針を示した基本方針を取りまとめました。
本検討で計画の変更予定となった路線(区間・箇所)は、今後、沿道の用途地域など関係する計画等について、沿道市街地の将来像や地域の実情を踏まえて関係する自治体と調整した上で、必要な都市計画手続を行っていきます。
検証項目 | 検証結果 | |
---|---|---|
概成道路における拡幅整備の有効性の検証 | 約9キロメートル(11路線)変更(縮小) | |
交差部の交差方式等の検証(立体交差、交差点拡幅部、支線、橋詰) | 11箇所変更(廃止または縮小) | |
計画重複等に関する検証 | 都市計画公園等との重複 | 59箇所の都市計画変更の方向性を整理 |
事業実施済区間 | 約2キロメートル(4路線)変更 | |
地域的な道路に関する検証(既存道路による代替可能性) | 約1キロメートル(1路線)変更(廃止) |
本基本方針は、都市整備局ホームページ・都民情報ルーム(都庁第一本庁舎3階)及び各区市町のホームページ・各区市町の窓口で御覧いただけるほか、都民情報ルームで販売も予定しています。基本方針の販売につきましては、下記へお問合せください。また、「パブリックコメントの結果と対応」なども都のホームページにて公開しています。
※別紙 東京における都市計画道路の在り方に関する基本方針〔概要版〕(PDF:7,883KB)
「2020年に向けた実行プラン」事業
本件は、「2020年に向けた実行プラン」に係る事業です。
「スマート シティ 政策の柱5 交通・物流ネットワークの形成」
問い合わせ先 都市整備局都市基盤部街路計画課 電話 03-5388-3375 |
Copyright (C) 2000~ Tokyo Metropolitan Government. All Rights Reserved.