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2019年12月03日 総務局, (公財)東京都人権啓発センター
性暴力被害者が性暴力によって奪われた自尊心を修復することは、果てしなく長い道のりです。さらに、性暴力被害に対しては「被害者にも落ち度がある」といった偏見が根強く、また、他人に知られたくないという被害者の思いもあり、被害を訴え出ることが容易でない状況が続いています。
そこで、本展では、自身も性暴力被害者であるフォトジャーナリストの大藪順子氏による性暴力サバイバーの声を伝える写真プロジェクト「STAND」及びその第二弾プロジェクトとなる「STAND Still」を展示します。写真が写し出すのは、性暴力被害による恐怖や悲しみ、憎しみを乗り越え、サバイバーたちが立ち上がる(STAND)姿であると同時に、行き詰まりたたずむ(STAND Still)姿でもあります。
自分自身のかけがえのない人生を取り戻すために、このプロジェクトに参加したサバイバーたちの姿を通して、性暴力被害の実情とサバイバーたちの心の痛みを知り、他人の人権を尊重することの大切さを知る機会を提供します。
令和元年度 東京都人権プラザ展示室企画展第3期
「STAND & STAND Still 写真展:性暴力サバイバーフォトプロジェクト」
令和2年1月18日(土曜日)から3月28日(土曜日)まで(日曜日を除く。)
午前9時30分から午後5時30分まで
東京都人権プラザ 企画展示室
(港区芝2-5-6 芝256スクエアビル 1階)
無料
性暴力被害及びその支援に関係する当事者、識者を招いた講演会等を行う予定です。詳細は決まり次第、ホームページ等でお知らせいたします。
「2020年に向けた実行プラン」事業
本件は、「2020年に向けた実行プラン」に係る事業です。
「ダイバーシティ 政策の柱6 誰もが優しさを感じられるまち」
問い合わせ先 (公財)東京都人権啓発センター普及情報課 電話 03-6722-0123 総務局人権部人権施策推進課 電話 03-5388-2588 |
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