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2020年01月25日 福祉保健局
本日(1月25日)13時00分頃に、東京都健康安全研究センター及び国立感染症研究所より、今般の新型コロナウイルスに関連した感染症の症例の報告がありました。
この患者は、中華人民共和国湖北省武漢市在住の旅行者であり、1月23日にご本人が医療機関を受診した際に、武漢市の滞在歴の申告があったとして、報告がされたものです。
新型コロナウイルスに関連した感染症の患者の発生が都内で確認されたのは2例目で、国内では3例目です。
本件について、濃厚接触者の把握を含めた積極的疫学調査を確実に行ってまいります。
30代
女性
中華人民共和国(湖北省武漢市)
1月18日に来日(このときは症状なし)。
1月21日夜から発熱と咳が出現。
1月23日に都内の医療機関を受診。
本人からの報告によれば、武漢市の海鮮市場(華南海鮮城)には立ち寄っていない。
中国において、肺炎患者との明確な接触は確認できていない。
なお、移動時にはマスクを着用していたとのこと。
※患者・御家族の人権尊重・個人情報保護に御理解と御配慮をお願いします。
人や動物の間で広く感染症を引き起こすウイルスです。人に感染症を引き起こすものはこれまで6種類が知られていますが、深刻な呼吸器疾患を引き起こすことがあるSARS-CoV(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス)とMERS-CoV(中東呼吸器症候群コロナウイルス)以外は、感染しても通常の風邪などの重度でない症状にとどまります。詳細は、国立感染症研究所の情報ページをご参照ください。
国立感染症研究所「人に感染するコロナウイルス」(外部サイトへリンク)
※中国からの旅行者向けの注意喚起チラシ(日本語、中国語(簡体字・繁体字)の3種類)を新たに掲載しました。
問い合わせ先 (患者発生状況に関すること) 福祉保健局健康安全部感染症対策課 電話 03-5320-4482 |
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