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令和2年(2020年)2月13日更新

報道発表資料

(中止)多摩動物公園 イベント情報

※2020年3月13日報道発表 建設局所管施設 開催予定のイベント中止

※2020年2月26日報道発表 建設局所管施設 開催予定イベント中止・延期のお知らせ

1.ムササビの棲む森を見よう!

多摩動物公園(園長 渡部浩文)では、野生のムササビを観察する自然観察会を開催します。TAKAO 599 MUSEUM(タカオ ゴーキューキュー ミュージアム)でムササビの生態や生息環境などについてお話しした後、高尾山薬王院に移動し、日没後に活動する野生のムササビを観察します。
今年の干支の動物はネズミ。ネズミと同じげっ歯類の仲間であるムササビのユニークなくらしや、ムササビのすむ森の環境について学んでみませんか?

ムササビの写真

ムササビ

(1) 日時

令和2年3月15日(日曜日) 14時45分〜20時30分ごろ

  • 14時45分
    TAKAO 599 MUSEUM 前集合 (京王電鉄「高尾山口」駅から徒歩4分)
  • 20時30分
    京王電鉄「高尾山口」駅解散

(2) 場所

TAKAO 599 MUSEUM、高尾山薬王院周辺

(3) 対象

小学3年生以上(小学生は保護者同伴)

(4) 定員

30名
※事前申込制

(5) 参加費

無料
※別途ケーブルカー料金(片道分大人430円、小学生220円)を受付時に集金します。

(6) 内容

  • 14時45分
    TAKAO 599 MUSEUM集合
  • 15時00分
    お話「ムササビの生態と観察」
    高尾山で長年ムササビのフィールド研究に携わってきた岡崎弘幸氏(中央大学附属中学校・高等学校 教諭)にムササビのくらしやフィールドでの観察について、また人間がムササビに与えるストレスについての研究成果などをお話しいただきます。
  • 16時30分
    TAKAO 599 MUSEUM出発、ケーブルカー乗車
  • 16時45分
    ケーブルカー「高尾山」駅到着
  • 17時00分
    ムササビの生息環境を観察しながら移動
  • 18時00分
    薬王院到着、ムササビ観察
  • 19時30分
    観察終了、徒歩にて下山
  • 20時30分
    京王電鉄「高尾山口」駅到着、解散

イベントの様子の写真

昨年の観察会の様子

※夜間に山道を合計2時間ほど歩きます。
※雨天時および荒天予報時は観察を中止しますが、TAKAO 599 MUSEUMでのお話は実施します。
※ムササビは野生動物のため観察できない場合もあります。ご了承ください。

(7) 応募方法

往復はがきまたは受付フォームで以下のとおりお申し込みください。

往復はがき

往信面に参加希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢(小学生は学年も)、代表者の住所・氏名・電話番号・当日連絡可能な電話番号、ムササビ観察経験の有無、友の会会員は会員番号を記入し、返信面に代表者の住所・氏名を明記のうえ、以下の宛先までお申し込みください。

  • 宛先
    〒191-0042 東京都日野市程久保7-1-1
    多摩動物公園「ムササビ観察会」係

受付フォーム

当園ホームページ(外部サイトへリンク)の受付フォームからお申し込みください。

お申込みの際は、@tokyo-zoo.net及び@form.kintoneapp.comからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。
なお、お申込み後2日ほどたっても受付の確認メールが届かない場合は、多摩動物公園 教育普及係まで電話にてご連絡ください。

  • 問合わせ先
    多摩動物公園 教育普及係 電話 042-591-1611(代表)
    ※受付時間は8時30分〜17時00分

※お申込みの際ご提供いただいた個人情報は、当該イベントに関するご連絡のみに使用します。
また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。

(8) 締切

令和2年2月29日(土曜日)

※はがきは当日必着、受付フォームは2月29日(土曜日)送信分まで有効。
※応募者多数の場合は抽選とし、3月5日(木曜日)までに当選の方にのみ参加証の発送をもってお知らせいたします。
※保険手続きの関係上、当日の参加者はお申込み時に氏名を記載したご本人に限ります。

2.野生生物保全センター講演会「野生動物を救護する 動物園にできること」開催

野生動物は、交通事故にあったり、釣り糸に絡まったり、野良猫や野良犬に襲われたりと、さまざまな理由で傷ついており、そのなかには希少動物も含まれています。
救護された希少動物は、運よく一命をとりとめても野生でくらしていくことが困難な場合もあります。動物園ではそうした動物を引き受け、飼育し繁殖させることを通して保全に貢献しています。また、展示などを通して動物たちが置かれている状況を伝えることができます。
この講演会では、フィールドから救護された動物を受け入れる現場と、そうした動物のさらなる受入れ先である動物園の現場から、救護される野生動物の実態と活用の一端をご紹介し、野生動物が置かれている現状や動物園にできる保全について考えます。

(1) 日時

令和2年3月21日(土曜日) 13時00分~16時30分

(2) 場所

ウォッチングセンター内 動物ホール

(3) 対象

小学生以上(小学生は保護者同伴)

(4) 定員

200名
※事前申込制(先着順)

(5) 参加費

無料(入園料も無料となります)

(6) 内容

講演1「野生動物を救護する 希少種の保全から地域づくりまで」

長嶺隆氏(どうぶつたちの病院沖縄 理事長)

  • 要旨
    スズメやヒヨドリなどの身近な普通種からヤンバルクイナやイリオモテヤマネコなどの希少種まで、私たち人間の活動によって傷つく野生動物がたくさんいます。野生動物を救護する意味はどこにあるのでしょうか?スズメやヒヨドリなどの普通種は救う価値があるのでしょうか?希少な野生動物だけを救うべきなのでしょうか?救護される野生動物を通じて、私たちは何を学ぶのでしょうか?
  • 長嶺氏プロフィール
    昭和38年沖縄生まれ。同56年、ヤンバルクイナの発見の年に獣医師になることを決意する。平成元年に日本大学農獣医学部修士課程修了。埼玉県で小動物臨床および野生動物救護に従事。
    平成13年に故郷の沖縄に戻り、ヤンバルクイナやイリオモテヤマネコなど琉球弧(りゅうきゅうこ)の野生動物の保護活動に乗り出す。NPO法人どうぶつたちの病院沖縄 理事長。

長嶺隆氏の写真

長嶺隆氏

講演2「アカガシラカラスバト 東京の鳥を守る」

小島善則(多摩動物公園 野生生物保全センター)

  • 要旨
    小笠原諸島に固有の鳥アカガシラカラスバトは、環境省のレッドリストの1A類(CR)に記載される絶滅危惧種で、天然記念物にも指定されています。小笠原で保護されたアカガシラカラスバトを都立動物園で飼育繁殖に活用している取組みについてご紹介します。
    ※「1A類」の数字の正しい表記はローマ数字です。

アカガシラカラスバトの写真

アカガシラカラスバト

講演3「クロツラヘラサギ 保護された個体の活躍」

石井淳子(多摩動物公園 野生生物保全センター)

  • 要旨
    東アジアを中心に生息し、冬になると日本にも渡ってくるクロツラヘラサギ。野生で飛翔できなくなり保護された4羽の個体が多摩動物公園に来園しました。ハンディを負いながらも飼育方法の工夫によりたくさんの子孫を残すことができた個体もいます。そんな保護個体の活躍を中心に、動物園でのクロツラヘラサギの管理方法についてお話しします。

クロツラヘラサギの写真

クロツラヘラサギ

講演4「ツシマヤマネコ 井の頭自然文化園が取り組む保全と飼育」

唐沢瑞樹(井の頭自然文化園 飼育展示係)

  • 要旨
    井の頭自然文化園では平成12年からアムールヤマネコの飼育を開始し、同18年からは環境省と日本動物園水族館協会が進めるツシマヤマネコの保護増殖事業に参画しています。同26年に近縁種のアムールヤマネコの人工繁殖に成功した実績を踏まえ、その技術を応用してツシマヤマネコの人工繁殖に取り組んでいます。今回は対馬でのヤマネコ保護の状況、井の頭自然文化園のヤマネコ飼育の歩みや飼育管理の方法などについてお話しします。

ツシマヤマネコの写真

ツシマヤマネコ

(7) 応募方法

往復はがきまたはEメールで以下のとおりお申し込みください。

往復はがき

往信面に参加希望者全員の氏名(ふりがな)、代表者の氏名・電話番号を記入し、返信面に代表者の住所・氏名を明記のうえ、以下の宛先までお申し込みください。

  • 宛先
    〒191-0042 東京都日野市程久保7-1-1
    多摩動物公園「保全講演会」係

Eメール

hozen(at)tokyo-zoo.net宛に、件名を「保全講演会参加希望」とし、本文に参加希望者全員の氏名(ふりがな)、代表者の氏名・電話番号を記入してお送りください。
お申し込みの際は、@tokyo-zoo.netからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。

※迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を変更しております。お手数ですが、(at)を@に置き換えてご利用ください。
※お申込みの際ご提供いただいた個人情報は、当該イベントに関するご連絡のみに使用します。
また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。

(8) 締切

令和2年3月18日(水曜日)

※はがきは当日必着、Eメールは3月18日(水曜日)送信分まで有効。
※応募は、往復はがき1枚またはEメール1通につき1組までとします。
※2月13日(木曜日)から募集を開始し、先着順とします。
締切前に定員に達した場合は、多摩動物公園ホームページ(東京ズーネット)(外部サイトへリンク)でお知らせします。

 

※開園時間等ご案内はこちらをご覧ください。

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