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2020年04月02日
都民安全推進本部
都内の駅周辺における自転車、原動機付自転車(以下「原付」という。)及び自動二輪車(以下「自二」という。)の放置状況と区市町村等の取組について、令和元年度の調査結果をとりまとめました。
区市町村による放置自転車等の撤去や駐輪場への誘導等の取組により、都内の駅周辺における放置自転車等の台数は過去最少を更新しました。しかし、自転車等の放置は、歩行者や緊急車両等の通行を妨げるとともに街の景観を損なうなど、依然として社会問題であり、より一層の駐輪マナーの普及啓発が求められています。
都は、毎年10月下旬に「駅前放置自転車クリーンキャンペーン」(下記参照)を実施し、都内全域でポスター等による広報や駅頭での啓発活動を展開しています。本調査で把握した放置自転車の実態をもとに、引き続き区市町村や関係団体等と連携し、駅前放置自転車を減らす取組を推進していきます。
概要は別紙資料(PDF:835KB)参照
原付及び自二を含む自転車等の放置台数【注1】は、25,008台(前年度比 2,324台減)となり、放置台数が最も多かった平成2年(242,760台)の約10分の1まで減少しました。
なお、都は、原付及び自二を除く自転車の放置台数について、本年中に2万台以下とする目標を掲げており、令和元年度は23,322台(前年度比 1,969台減)、平成2年(224,388台)の約10分の1となりました。
【注1】各区市町村が、令和元年10月の任意の1日(晴天の平日、午前11時00分頃)に調査した台数
令和元年8月末日現在の駅周辺における自転車等駐車場【注2】の収容能力(収容可能台数)は、926,319台(前年度比835台増)となり、実収容台数【注3】は、618,817台(前年度比1,122台増)でした。
【注2】不特定多数の者が利用可能なもの(来客用駐車場等は特定の者のみ利用可能であるため対象外)
【注3】自転車、原動機付自転車及び自動二輪車の収容台数(令和元年10月の調査結果による)
毎年10月下旬の10日間を中心に、都内全域において、区市町村とともに警視庁や鉄道・バス事業者、商工関係団体等と連携して、ポスター・リーフレットによる広報やウェブ広告、駅頭での啓発活動を実施しています。
キャンペーン期間中は、区市町村による放置自転車の撤去や放置防止の呼びかけなど、活動がより一層推進され、駅周辺における自転車の放置状態の解消が図られています。
〔昨年のクリーンキャンペーンにおける取組〕
※調査結果の全文はホームページに掲載します。
問い合わせ先 都民安全推進本部総合推進部交通安全課 電話 03-5388-3124 |
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