トップページ > 都政情報 > 報道発表 > これまでの報道発表 > 報道発表/令和2年(2020年) > 5月 > 多摩動物公園 ニホンコウノトリを受け入れ

ここから本文です。

報道発表資料  2020年05月07日  建設局, (公財)東京動物園協会

多摩動物公園情報
ニホンコウノトリを受け入れます

多摩動物公園(園長 渡部浩文)では、このたび、ニホンコウノトリを埼玉県こども動物自然公園(埼玉県東松山市)から受け入れますので、お知らせします。

1.受け入れるニホンコウノトリ

  • 性別
    オス
  • 生年月日
    2015年5月5日 埼玉県こども動物自然公園生まれ
    国内血統登録番号 J531

コウノトリの写真

受け入れるコウノトリ(撮影日:令和2年2月24日)
(写真提供:埼玉県こども動物自然公園)

2.受入予定日

令和2年5月11日(月曜日)

3.経緯

多摩動物公園は、コウノトリの個体群管理に関する機関・施設間パネル(IPPM-OWS:Inter-institutional Panel on Population Management of the Oriental White Stork)の一員として、他施設と協力しながら、遺伝的に健全な野外個体群および飼育下個体群の維持をめざし、ニホンコウノトリの保全に取り組んでいます。
今回、IPPM-OWSの取組みの一環として、公益社団法人日本動物園水族館協会生物多様性委員会ニホンコウノトリ繁殖計画に従い、埼玉県こども動物自然公園からオス1羽を受け入れることになりました。

4.当園での飼育状況(令和2年5月1日現在)

52羽(オス25、メス27) ※今回受け入れる1羽は含みません。

5.国内の飼育状況(令和元年12月31日現在)

17施設 190羽(オス95、メス95)
資料:ニホンコウノトリ国内血統登録台帳【(公社)日本動物園水族館協会】

参考

ニホンコウノトリ(コウノトリ目 コウノトリ科)
(ワシントン条約附属書1、IUCNレッドリスト:EN(絶滅危惧1B類)、特別天然記念物、東京都ズーストック種)
※「附属書1」「絶滅危惧1B類」の数字の正しい表記はローマ数字です。

  • 学名
    Ciconia boyciana
  • 英名
    Oriental white stork
  • 分布
    東アジアの草原や湿地
  • 生態等
    全長約1.2メートル、体重約4キログラム。魚・カエル・ザリガニ・バッタなどを食べます。コウノトリは1回の産卵で2~5個の卵を産み、孵化日数は約30日とされ、孵化してから巣立ちまで約60日かかります。明治時代以前には日本でも普通に見られた鳥ですが、乱獲や農薬など環境の変化により、野生のものは日本から姿を消してしまいました。
    その後、飼育下での繁殖が進み、平成17年から兵庫県が放鳥を開始。平成19年には野外で43年ぶりにヒナが巣立ちし、以後毎年、野外で繁殖しています。
問い合わせ先
(公財)東京動物園協会
多摩動物公園教育普及課
電話 042-591-1689
建設局公園緑地部管理課
電話 03-5320-5365

ページの先頭へ戻る

東京都庁〒163-8001 東京都新宿区西新宿2-8-1交通案内 電話:03-5321-1111(代表)法人番号:8000020130001

Copyright (C) 2000~ Tokyo Metropolitan Government. All Rights Reserved.