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2020年06月01日 産業労働局
東京都では、都民や釣り人等から関心が高く、水産資源としても重要なアユについて、昭和58年から多摩川下流部で遡上調査を行っています。
このたび、令和2年の調査が終了しましたのでお知らせします。
令和2年3月23日から令和2年5月31日まで
多摩川河口より11キロメートルの地点(下記参照)
定置網を設置。午前10時00分から翌日午前10時00分までの24時間に網に入ったアユの数を毎日計数。期間中の累計数を入網率【注】で除して遡上数を推定。
【注】入網率:調査地点から約6キロメートル下流で判別できるようにしたアユを放流して定置網に入った割合
調査開始から4月上旬までは、順調に遡上が認められましたが、4月下旬以降低調となり、5月にはほとんど入網がなくなりました。遡上盛期は4月上旬となり、平成21年に現地点で調査を開始して以降、最も早い時期となりました。調査期間中の多摩川におけるアユの遡上数は37万尾と推定され、ここ10年で最も少ない推定遡上数となっています。なお、魚体サイズは6-7センチメートルでした。
※詳細な結果は、ホームページに掲出しています。
調査地点(大田区下丸子4丁目付近) 多摩川下流に設置した定置網 |
調査開始時に採集した遡上アユ
遡上アユの日別入網数と累計入網数
※補足資料 令和2年のアユ遡上数が少なかった要因(PDF:468KB)
問い合わせ先 東京都島しょ農林水産総合センター振興企画室 電話 03-3454-1953 |
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