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2020年06月08日 産業労働局
近年、晩婚化などを背景に「不妊症」の治療を受ける夫婦が増加しており、働きながら治療を受ける方は年々増加傾向にあると考えられます。また、毎年妊娠される方のうち数万人が「不育症」の可能性があるともいわれています。しかし、それらの検査・治療には時間を要することが多く、体力的・精神的な負担も大きい一方で、職場における休暇等のサポート制度の導入はまだ少ない状況にあります。
東京都では、不妊症や不育症の治療と仕事を両立できる職場づくりを進める企業を支援するため、「働く人のチャイルドプランサポート事業」を実施します。今年度は、新たに「不育症治療」に関する内容を追加するとともに、奨励金の規模を拡大し、企業の取組を後押しします。
不妊治療・不育症治療に関する基礎的な知識、両立に必要な人事労務上のポイントなど、従業員が働きながら治療ができる職場づくりに向けたノウハウを取得できます。
なお、新型コロナウイルス感染症の拡大防止等に配慮し、動画による配信を行います。
申込期間、配信日程、視聴方法等の詳細は、「TOKYOはたらくネット」で順次公開します。
従業員が不妊治療や不育症治療と仕事を両立できるよう、相談体制や休暇制度を整備する企業に両立支援奨励金を支給します。
問い合わせ先 産業労働局雇用就業部労働環境課 電話 03–5320–4645 |
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