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2020年06月15日 産業労働局
東京都は、都内製造業事業者やベンチャーキャピタル、公的支援機関などが連携することで、ものづくりベンチャーが短期間でアイデアを形にし、成長できるようなものづくりの好循環を生み出すこと(エコシステムの構築)を目的に、アクセラレータプログラム「TOKYO Startup BEAMプロジェクト」を実施します。
都内製造業の出荷額等・付加価値額は減少傾向にあり、ものづくり産業は厳しい状況に直面しています。今後都内ものづくり産業がより一層発展していくためには、新たな担い手となる優れたものづくりベンチャーを数多く育成する必要があります。
一方、創業間もないものづくりベンチャーは、アイディアやコアとなる技術はあるものの、アイディアを形にするための設備や資金、ノウハウが不足しており、企業が成長するまでに多くの時間と労力を要します。そこで、近年、急速に成長している中国深セン市のものづくりのエコシステム【注】を参考に、東京都と支援機関等が連携し、ものづくりベンチャーが短期間でアイデアを形にすることができ、技術指導や機器利用、資金調達等、段階に応じて必要な支援を受けながら短期間で成長できるようなエコシステムを東京都に構築するため、本事業を実施します。
【注】ものづくりエコシステム:ものづくりベンチャーをはじめとする中小製造業者が、相互交流を深めながら、短期間で自らのアイディアを試作品や設計図等に具体化することで、取引先や投資家等との商談や製品化等の事業活動をスピーディに進め、成長できる継続的なしくみ又はその好循環のこと。
令和2年6月15日(月曜日)~7月31日(金曜日) 17時00分締切
1)機能試作段階(法人および個人事業主)…7件を採択予定
※機能試作:機能や性能を限定しつつ実際にプロダクト(またはその一部)をつくってみることで、ユーザが実際に価値を感じるかどうかを確認。その上で、デザインや仕様上の改善をしながら要件定義書や仕様書、試作図面等をブラッシュアップすることを繰り返すことで、プロダクトの完成度を高めていく段階
2)量産試作段階(法人のみ)…5件を採択予定
※量産試作:機能試作を経て具体化された仕様書、図面等をもとに、量産化を見越した試作品、成果物(ジグ・量産設備等)を作りこんでいく段階
自らが中心となり何らかのハードウェアを開発し、それを活用した新規性の高い事業を立ち上げようとする都内中小企業あるいは個人事業主であること。【その他の要件は公募要領を参照】
次の1.、2.の要件を満たすプロジェクトを実施すること。
採択後(令和2年10月上旬)~令和4年1月頃
※事業説明会の詳細、事前登録(申込)については、事業ホームページをご確認ください。
問い合わせ先 産業労働局商工部創業支援課 電話 03-5320–4745 |
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