2020年06月19日
港湾局, 環境局
東京港青海ふ頭において確認された「ヒアリ」について
令和2年6月18日(木曜日)に東京都江東区の東京港青海ふ頭で発見されたアリについて、専門家による種の同定の結果、同日、特定外来生物であるヒアリ(Solenopsis invicta)と確認されましたので、お知らせします。
当該アリは、環境省が実施する青海ふ頭内調査において確認されたものです。
平成29年6月の国内初確認以降、これまでのヒアリの確認事例は令和2年6月19日現在で16都道府県、計51事例です。
1 経緯
- 6月18日
環境省が実施する青海ふ頭内調査において、調査事業者がコンテナヤード(昨秋の確認地点とは別区画)の舗装面にヒアリと疑わしいアリ200個体以上を目視で確認。ヒアリまたはアカカミアリの疑いがあったため、環境省が専門家に同定を依頼。環境省関東地方環境事務所及び東京都、調査事業者が、確認箇所周辺に粘着トラップ及び殺虫餌(ベイト剤)を設置。
専門家が当該アリがヒアリであることを確認。
2 今回確認されたアリについて
確認されたアリは、ヒアリの働きアリ200個体以上です。
3 都の対応状況
- 引き続き、発見場所において、目視及びトラップの設置による調査等を環境省と協力して実施します。
- 国、地元区及び港湾事業者で構成する「東京港におけるヒアリ等対策連絡会」を通じて迅速に情報共有を図ります。
- 普及啓発・注意喚起等
- 東京港内の港湾施設利用者及び地元区への周知
- 発見場所から半径2キロメートル圏内の海上公園に注意喚起の看板を設置
- 東京都ホームページにヒアリ等による被害の予防方法等の情報を掲載
- 港湾局・環境局SNSでの注意喚起
4 都民の皆様へのお知らせ
- 青海ふ頭内で確認されたヒアリについては、これまでに都内の住宅地等においては発見されておらず、ふ頭内で発見されたヒアリについても既に駆除しております。
- ヒアリは攻撃性が強く、刺された場合、激しい痛みを伴い、水泡状に腫れるなど人体にとって危険な生物です。もし、発見した場合には、素手で捕まえたり、触らないように注意し、お住まいの区市町村や環境局(下記参照)までご連絡ください。
- ヒアリに関する詳しい情報については、以下のホームページに記載していますのでご参照ください。
「ストップ・ザ・ヒアリ 改訂版」(環境省資料)(外部サイトへリンク)
「気をつけて!危険な外来生物」(環境局特設サイト)(外部サイトへリンク)
- 環境省ヒアリ相談ダイアルを毎日開設しています(12月29日~1月3日は除く)。
電話 0570-046-110(IP電話の場合:電話 06-7634-7300)午前9時00分~午後5時00分
問い合わせ先
(港湾施設における対応に関すること)
港湾局港湾経営部経営課
電話 03-5320-5553
(特定外来生物一般に関すること)
環境局自然環境部計画課
電話 03-5388-3548 |