トップページ > 都政情報 > 報道発表 > これまでの報道発表 > 報道発表/令和2年(2020年) > 6月 > 都立動物園・水族園からのお知らせ(6月第1号) > 別紙 葛西臨海水族園
ここから本文です。
令和2年(2020年)6月25日更新
葛西臨海水族園(園長 錦織一臣)では、国立研究開発法人水産研究・教育機構との共同企画展示として、特設展示「魚が食べたい!!きみはおさかなエージェント」を開催します。
私たちがふだんから食べている魚は重要な水産資源です。水産資源は、獲りすぎないようにしたり、守ったりすることによって、これからも利用し続けることができます。
この特設展示では、完全養殖や資源管理、海の環境問題といったトピックスを取り上げ、私たちが魚を食べ続けるためにはどうしたらいいのか、どんな方法があるのかを、親子で楽しめるようなストーリー仕立てで紹介します。
特設展示メインビジュアル
令和2年7月16日(木曜日)~令和3年1月26日(火曜日)予定
本館1階「東京の海」エリア 特設展会場
私たちが食べている魚は、どうやって食卓やレストランへと運ばれてくるのでしょうか?海や川で獲られた魚たちが私たちのもとに来るまでを紹介します。
ニホンウナギの完全養殖を例として、自然の海から魚の数を減らさずに、さらには減ってしまった魚でも食べ続けるための「増やす」取組みを紹介します。また、完全養殖で育てたニホンウナギを展示し、その生態について解説します。
魚を食べ続けるためには魚が減らないようにルールを守って獲ることが大切です。ここでは、魚が減らないようにどのような取組みが行われているのかを紹介します。
そして、私たちにもできることとして、水産研究・教育機構の「SH“U”Nプロジェクト」【注】や、水産エコラベルなどを紹介します。
【注】SH“U”Nプロジェクト
消費者自身の判断によって資源の持続可能性を担保していく活動を支えるため、科学的な情報をわかりやすく提供するツールを作成する目的として、水産研究・教育機構が立ち上げたプロジェクト。
Sustainable, Healthy and “Umai” Nippon seafood (サスティナブルでヘルシーなうまい日本の魚)を意味。
これからも安定して食べ続けられる魚の代表マアジを展示し、その生態や漁獲方法について紹介します。また、マアジを使ったおいしい料理の紹介では、“匂い”が出る展示もあります。ぜひ嗅いでみてください。
※センサーで反応する匂い発生装置を使用します。マスクを着用したままお楽しみください。
水槽のマアジの群れ
魚たちは日々、密漁や乱獲、生息地の破壊、地球温暖化による環境の変化といったさまざまな問題に直面しています。ここでは、特に最近問題となっている「海洋プラスチック」について紹介します。
女子美術大学
※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策のため、開催日時・内容が変更になる場合があります。
また、状況により混雑時は会場内の人数を制限する場合があります。
※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止のため、都立動物園・水族園は当面のあいだ、開園時間を短縮いたします。
なお、恩賜上野動物園・葛西臨海水族園は整理券予約システムを導入して1日の入園者数を制限しています。
【葛西臨海水族園】
※開園日については東京ズーネット(外部サイトへリンク)でご覧いただけます。
Copyright (C) 2000~ Tokyo Metropolitan Government. All Rights Reserved.