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報道発表資料  2020年07月02日  建設局, (公財)東京動物園協会

井の頭自然文化園情報
アマミトゲネズミの飼育を開始します

井の頭自然文化園(園長 永井清)では、このたび種の保存法における国内希少野生動植物種であるアマミトゲネズミを埼玉県こども動物自然公園(埼玉県東松山市)から受け入れ飼育を開始しますので、お知らせします。

1.飼育を開始するアマミトゲネズミ

頭数 10頭(オス6、メス4)

アマミトゲネズミの写真

アマミトゲネズミ
(写真提供:埼玉県こども動物自然公園)

2.受入予定日

令和2年7月6日(月曜日)

3.経緯

このたび、(公社)日本動物園水族館協会と環境省が進める、日本固有のトゲネズミ類の保全事業に協力し、埼玉県こども動物自然公園で繁殖したオス6頭、メス4頭を受け入れ、飼育を開始することとなりました。

4.国内の飼育状況(令和2年5月23日現在)

3施設 68頭(オス39、メス28、不明1) ※日本動物園水族館協会国内血統登録者調べ

5.公開について

当面、公開の予定はありません。

参考

アマミトゲネズミ(げっ歯目 ネズミ科)
(環境省レッドリスト:絶滅危惧1B類(EN)、天然記念物、東京都ズーストック種)

  • 学名
    Tokudaia osimensis
  • 英名
    Amami Spiny Rat
  • 分布
    奄美大島
  • 生態等
    尾を除く体長(頭胴長)は9~16センチメートル程度。背中を覆う硬いトゲ状の毛が名前の由来になっています。夜行性で森林に生息し、昆虫類や木の実を食べます。トゲネズミ類は世界で3種(アマミトゲネズミ、トクノシマトゲネズミ、オキナワトゲネズミ)が確認されており、いずれも日本固有種です。生息環境の変化や外来生物(マングース、ノネコなど)の影響により生息数が減少しています。

※「1B類」の正しい表記はローマ数字です。

問い合わせ先
(公財)東京動物園協会
井の頭自然文化園
電話 0422-46-1100(代表)17時00分まで
井の頭自然文化園教育普及係
電話 0422-46-1942
建設局公園緑地部管理課
電話 03-5320-5365

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