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2020年07月06日 産業労働局
東京都は、将来の医療機器産業の活性化を見据えて、イノベーティブな医療機器開発を行う企業内人材を育成するためのプログラムを開催しています。
本プログラムは、一般社団法人日本バイオデザイン学会顧問 中尾浩治氏をプログラム監修者として迎え、さらにスタンフォード大学バイオデザインプログラム・ダイレクターであり、また国内外の多くの医療機器ベンチャーの製品開発、立上げに携わっている池野文昭氏をはじめ、ジャパンバイオデザインの専門講師陣の指導のもとに実施します。
また、プログラム中盤では、東北大学病院において、実際の医療現場観察を実施し、ニーズ探索を体験するプログラムを取り入れています。
このたび、受講生の募集を開始しますので、お知らせいたします。
医療機器産業に既に参入している若しくは将来的な参入を検討している都内中小企業で、製品企画や研究開発、新規事業創出等を担当する方
経営者層が最終発表会に参加できること
プログラムに継続的に参加できること
(原則として上司の推薦状をご提出頂きます。)
10名 ※1社あたり1名
主に日本橋ライフサイエンスビルディング内会議室
(中央区日本橋本町2丁目3-11)
下記参照
本プログラムに参加を希望する企業は、ホームページ(外部サイトへリンク)のフォームに必要事項をご記載ください。折り返し、事務局から参加申込書一式を送らせていただきます。
※受講生の決定に当たっては、参加申込書をもとに審査を行います。
一般社団法人日本バイオデザイン学会 顧問
中尾浩治氏
テルモ株式会社 前代表取締役会長。広島県出身。欧米を中心に在外経験が長く、世界の医療機器イノベーションの最前線で活躍してきた。
開発初期段階から事業化の視点を検証しながら、医療現場のニーズを出発点とした医療機器開発イノベーション創出のプロセスを学びます。
※「第4期」「第5期」の数字の正しい表記はローマ数字です。
※バイオデザインとは
2001年にスタンフォード大学のPaul Yockらが、デザイン思考をもとにした医療機器イノベーションをけん引する人材育成プログラムとして開始。開発初期段階から事業化の視点も検証しつつ、医療現場のニーズを出発点として問題の解決策を開発し、イノベーションを実現するアプローチを特徴とするプログラムのこと。
日数 | 日程(予定) | 内容 |
---|---|---|
1日目 | 10月20日(火曜日) | 講演(開講にあたっての動機付け)、バイオデザイン手法の全体像を知る |
2日目 | 10月26日(月曜日) | ニーズフェーズ研修(ニーズステートメント作成、ニーズの深堀等)、医療現場観察に向けた事前学習 |
3日目 | 11月6日(金曜日) | 医療現場観察研修(1)場所:東北大学病院 |
4日目 | 11月13日(金曜日) | ニーズフェーズ研修(医療現場観察研修の振り返り) |
5日目 | 11月19日(木曜日) | 医療現場観察研修(2)場所:東北大学病院 |
6日目 | 12月3日(木曜日) | ニーズフェーズ研修(医療現場観察研修を踏まえた発表)、コンセプトフェーズ研修(コンセプト、アイデア出しを学ぶ) |
7日目 | 1月15日(金曜日) | コンセプトフェーズ研修(最終報告会に向けた準備) |
8日目 | 2月or3月 | 最終報告会 |
※新型コロナウィルス感染症対策により、オンライン開催の可能性があります。
問い合わせ先 産業労働局商工部創業支援課 電話 03-5320-4693 |
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