ここから本文です。
2020年07月20日 総務局, (公財)東京都人権啓発センター
夏休みが明けて新学期が始まる日は、子供の自殺が多い特異日となっています。東京都人権プラザは児童・生徒も利用する施設であり、こうした状況に対して何らかの働きかけを行うべく、一昨年度よりNPO法人ジェントルハートプロジェクトの協力を得て、いじめ等により心と体を傷つけられて亡くなった子供たちのメッセージ展を開催してきました。
回を重ねることはすなわち、この問題が私たちの社会から簡単にはなくならないことを意味しています。とりわけ今年は、新型コロナウイルスをめぐる様々な出来事の中で、家庭における暴力や虐待に増加傾向が見られたことや、SNS(ソーシャルネットワークサービス)における中傷が痛ましい事件の引き金になったと報じられたことなど、いくつかの深刻な事態にも直面させられました。
こうした状況を踏まえ、新型コロナウイルスへの対応で短くなった夏休みが終わるタイミングに合わせて、今年度も亡くなった子供たちのメッセージ展を開催し、奪われた子供たちの命について思いをめぐらし、その命を守っていくために、参加してくださる方ひとりひとりが、自分たちにできることを考える機会とします。
心と体を傷つけられて亡くなった天国の子供たちのメッセージ展
令和2年8月18日(火曜日)から8月25日(火曜日)まで
(開場時間:午前9時30分から午後5時30分まで)
東京都人権プラザ 1階 ロビーギャラリー
(港区芝2-5-6 芝256スクエアビル1階)
無料
心と体を傷つけられて(いじめ等で)亡くなった子供たちの写真と、子供たちが社会に投げかけた言葉、そして家族から子供へのメッセージを集めたパネルを展示します(10数組、約50点)。また展示期間中、メディア向けカンファレンスなどの付帯事業を実施します。
主催 東京都人権プラザ(指定管理者:(公財)東京都人権啓発センター)
協力 特定非営利活動法人 ジェントルハートプロジェクト(代表理事 小森新一郎氏)
ご来館に当たりましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策にご協力いただきますようお願いします。詳細は東京都人権プラザホームページでご確認ください。
本件は、「『未来の東京』戦略ビジョン」を推進する先導的事業です。
戦略6 ダイバーシティ・共生社会戦略「インクルーシブシティ東京プロジェクト」
問い合わせ先 (公財)東京都人権啓発センター普及啓発課 電話 03-6722-0123 総務局人権部人権施策推進課 電話 03-5388-2588 |
Copyright (C) 2000~ Tokyo Metropolitan Government. All Rights Reserved.