トップページ > 都政情報 > 報道発表 > これまでの報道発表 > 報道発表/令和2年(2020年) > 8月 > 都立広尾病院職員 新型コロナウイルス感染(第653報)

ここから本文です。

報道発表資料  2020年08月07日  東京都新型コロナウイルス感染症対策本部

都立広尾病院職員の新型コロナウイルス感染について(第653報)

都立広尾病院に勤務する看護師が、新型コロナウイルスに感染したことが判明しましたので、御報告します。なお、今回の感染確認による診療体制への影響はありません。

1 当該職員の基本情報

年代:20代
性別:女性
職種:看護師(常勤職員・病棟勤務)
居住地:都内

2 経過等

(1)経過

  • 8月3日(月曜日)
    病棟にて日勤勤務。症状なし
  • 8月4日(火曜日)
    病棟にて夜勤勤務。症状なし
  • 8月5日(水曜日)【発症日】
    夜勤明け帰宅。午後5時00分頃発熱37.5℃、頭痛、倦怠感あり
    以降、自宅療養中
  • 8月6日(木曜日)
    非勤務日。午後6時00分頃呼吸苦、嗅覚障害あり。午後9時00分頃当院を受診し、抗原検査を実施。検査の結果「陽性」が判明

(2)現在判明している事実

  • 所管保健所の指導を踏まえ、当該職員の発症日の2日前である8月3日以降接触があった患者・職員は、現時点で把握している限り、同じ病棟の患者23名、看護師等職員16名である。このうち、濃厚接触者に該当すると判断されたのは、患者1名、看護師6名である。
  • 当該職員が勤務する病棟は新型コロナウイルス感染(疑い)患者が入院する病棟ではない。
  • 当該職員は、勤務中は常時マスクを着用し、手指衛生を行っている。また、当院において、陽性患者との接触歴はない。
  • 当該職員と接触があった患者・職員に、感染を疑わせる咳・発熱等の症状は認められない。

3 病院の対応

  1. 当該職員の濃厚接触者の患者1名については、本日、説明の上、新型コロナウイルス感染疑い患者が入院する病棟へ転棟を行い、健康観察を継続し、今後、PCR検査を実施する予定である。濃厚接触者の看護師6名については、本日から全員自宅待機としており、接触から10日目にPCR検査を行う予定であるが、症状が生じた場合には速やかに診察とPCR検査を含めた対応を行う。
  2. 当該職員と接触のあったその他の患者22名のうち、20名は現在入院中であり、健康観察を行う。既に退院している2名については、症状が生じた場合、病院へ連絡するよう伝えている。
  3. 当該職員と接触のあったその他の職員10名(看護師7名及び医師3名)は健康観察を行い、症状が出た場合はPCR検査等の対応を取る。
  4. 職員が業務を行っていた病棟、休憩室や動線等は、本日8月7日に消毒を実施した。
  5. 職員の手指衛生や、マスク着用などの標準予防策の徹底を引き続き実施するとともに、感染管理担当(ICT)による巡回点検を強化する。

4 今後の診療について

当該職員は発症して以降は当院に勤務していないこと、現時点まで当該職員との接触者に発熱等の症状が見られないこと、また、当院では手指衛生やサージカルマスクの着用などの標準的な院内感染対策を適切に行っていることから、所管の保健所の指導・助言を踏まえ、外来・入院とも通常診療をこれまでどおり継続する。

関連情報

東京都防災ホームページ 東京都新型コロナウイルス感染症対策本部報

問い合わせ先
広尾病院事務局庶務課
電話 03-3444-1181
病院経営本部サービス推進部事業支援課 
電話 03-5320-5835

ページの先頭へ戻る

東京都庁〒163-8001 東京都新宿区西新宿2-8-1交通案内 電話:03-5321-1111(代表)法人番号:8000020130001

Copyright (C) 2000~ Tokyo Metropolitan Government. All Rights Reserved.