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2020年08月25日 福祉保健局
食中毒の発生を未然に防止し、食品の安全性を確保するため、都及び特別区・八王子市・町田市は、6月1日から8月31日まで、食品関係事業者等に対する夏の食品衛生一斉監視を実施しています。このたび、6月1日から7月31日までの実施結果について、速報値を取りまとめましたので、お知らせします。
この期間、食品関係営業施設延べ87,487件の立入検査を行い、食品の衛生的な取扱い等について指導しました。また、食品等3,080検体について検査を実施した結果、基準値を超えるE.coli(大腸菌)最確数を検出した「生食用かき」等、計2検体の違反を発見し、必要な措置を行いました。
今夏の食品衛生一斉監視では、下記の項目について重点的に監視指導を行っています。
食中毒が発生した際に大規模な患者発生につながる集団給食施設、高齢者施設等に対し、監視指導を行いました。その結果、大量調理施設等88件に対して、食品の衛生的な取扱い等の改善を指導しました。また、近年、食中毒が相次いでいる鶏肉等の生や加熱不十分の調理での提供について、飲食店等に対する監視指導を行いました。その結果、鶏刺し等鶏肉を生で提供していた施設等、167件に対して、十分な加熱の実施等を指導しました。
期限表示やアレルゲン表示等を中心に、食品表示法に基づいた表示監視を行いました。その結果、496品目の食品について、添加物や原産地等の表示を適正に行うよう指導しました。
食品衛生法改正により、食品等事業者に制度化された、HACCPに沿った衛生管理の導入に向けて、講習会を45回開催し、2,423名の事業者に対して制度化の周知を行いました。また、食品等事業者31,686件に立ち入り、制度化の周知を行うとともに、衛生管理計画の作成、記録の実施等の指導を行いました。
上記の一斉監視事業の実施結果については、事業実施後に取りまとめ、食品衛生関係事業報告において公表を行う予定です。
主な実施結果数値は、別紙(PDF:332KB)を参照ください。
問い合わせ先 福祉保健局健康安全部食品監視課 電話 03-5320-4404 |
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